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つくる

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ビールのつくりかた
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2024年7月の記事一覧

②イントロダクション

②イントロダクション

イントロダクションでは、ビールづくりの基本原則のようなものを説明します。ポイントは次の3項目だけです。とても基本的なことであり、当然なことでもあり、そしてとても簡単です。拍子抜けするほど簡単です。しかし今後ホームブルーイングをすすめる上で非常に大切なことなので、しっかりと理解し、常に実施するように心がけましょう。ただし、あまり神経質になる必要もありません。ポイントを押さえればそれでOKです!

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③ビールづくりの流れ

③ビールづくりの流れ

ビール醸造工程の各工程の具体的な説明は、それぞれのページを参照してもらうことにして、ここでは大雑把にビールづくりの流れを把握しましょう。各工程の意味と他のステップとの繋がりをイメージすることが目的ですので、大まかなイメージがつかめればそれでOKです。詳しい説明や方法などは各ページで確認してください。自分でつくるビールも、大手ビールメーカーやマイクロブルーリーでつくられるビールも、細かい違いはありま

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④麦芽の糖化(マッシング)

④麦芽の糖化(マッシング)

ビールの「素」となる麦汁をつくる麦芽の糖化(マッシング)です。ビアトレではオールグレイン(穀物麦芽100%)でのフルマッシングでビールをつくることをおすすめしています。もちろん、モルトエクストラクトを使用したビールでも美味しいビールをつくることができますが、モルトエクストラクトでは表現することのできない、独特のモルトフレーバーを醸成したり、コクのあるフルボディビールをオールグレインではつくることが

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⑤ろ過・抽出(ローターリング)

⑤ろ過・抽出(ローターリング)

糖化された麦汁と、麦芽カス自体を分ける作業です。 マッシュタンの底が上げ底のパンチングフィルタになっているタイプの方法を紹介します。マッシュタンの底にザルのようなもので麦芽が下に出て行かないようにするものだと想像してください。これはロータータン(ろ過釜)といわれるものですが、ロータータンを使ってマッシングしていると言えばいいでしょうか。すこし紛らわしいですが・・・。マッシュタンの底と、上げ底のフィ

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⑥煮沸(ボイリング)

⑥煮沸(ボイリング)

煮沸鍋を火にかけ、麦汁を煮込む工程です。この工程の主な目的は以下のとおりです。
1.麦汁を煮沸消毒する。
2.ホップを煮込むことで、苦み、フレーバー、アロマ付けを行う
3.ホットブレイク(タンパク質凝固)により不要なタンパク質を沈殿させる
サンプルレシピを参考に、実際の工程を見てみましょう。

1.煮沸とホットブレイク

麦汁は、できるだけ強い火力でグツグツと勢いよく煮込みます。こうすることで、ホ

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⑦冷却

⑦冷却

煮込み終わった麦汁は、急速に冷やす必要があります。その理由としては以下の通りです。

(1)DMS(Dimethyl Sulfide)というオフフレーバーの発生を少なくする
詳細はどこかで触れます。

(2)コールドブレイクを促す。
コールドブレイクとは、不要なタンパク質を凝結させることを言います。ホットブレイクでのタンパク質凝結は、全体の7割程度、コールドブレイクでのタンパク質凝結は、全体の3割

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⑧発酵

⑧発酵

冷却した麦汁を、発酵容器へ移したら、麦汁の温度が使用するイーストに適した温度になっているか確認しましょう。麦汁の温度は下がっていてバクテリアが取り付きやすくなっていますので、温度計を麦汁に直接浸けて使うときは、消毒に十分注意します。発酵容器にシール温度計を貼り付けておくと、直接麦汁と接触しなくて済むのでおすすめです。麦汁の温度が、イーストの活動に適した温度よりも高い場合には、オフフレーバーが発生し

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⑨瓶詰め(ボトリング)

⑨瓶詰め(ボトリング)

発酵が終わったら、瓶詰めの工程です。瓶詰めされたビールは、瓶の中で新たに発酵してビールに必要な二酸化炭素を発生します。発酵容器でアルコールの生成を目的とする発酵を1次発酵、瓶の中で二酸化炭素の発生を目的とする発酵を2次発酵と言います。1次発酵では発生した二酸化炭素はエアロックを通して放出されましたが、瓶内発酵ではボトル内に二酸化炭素を閉じ込めることにより、ビールに炭酸を溶け込ませます。こうすること

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⑩貯蔵

⑩貯蔵

瓶詰めしたビールは、2週間ほどイーストが活動しやすい温度(20度前後)に保管します。あとはじっくり待つだけ。炭酸の発生は条件により2日ほどでできますが、ボトルコンディショニングは、最低でも2週間は置いて置く事をおすすめします。寝かせることでビールの角がとれて、バランスが良くなります。

飲み頃になるまでは時間がかかりますが、たまには1本ぐらい試しに飲んでみてください。若ビールとよばれる熟成の進んで

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