⑩貯蔵
瓶詰めしたビールは、2週間ほどイーストが活動しやすい温度(20度前後)に保管します。あとはじっくり待つだけ。炭酸の発生は条件により2日ほどでできますが、ボトルコンディショニングは、最低でも2週間は置いて置く事をおすすめします。寝かせることでビールの角がとれて、バランスが良くなります。
飲み頃になるまでは時間がかかりますが、たまには1本ぐらい試しに飲んでみてください。若ビールとよばれる熟成の進んでいないビールを飲めるのも、ホームブルワーならではです。僕は醸造の段階から少しずつ飲んでビールが出来上がるまでの過程を、勉強の為に楽しんでいます。あくまで勉強のためですが(笑)。 栓抜きで王冠を開けた時に、炭酸の抜けるシュッという音(一番興奮する瞬間です)がすると、これまでの苦労が吹き飛びます。飲んでみて、眼で見て、香りをかいで、ビールの熟成具合や炭酸の入り具合、泡立ち具合を確認しましょう。後は、自分でつくったビールを存分に楽しんでください!出来具合や反省点をしっかりと記録しておくことを忘れずに!
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