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うすのろ日記

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うすのろな毎日を綴った日記。ほぼ毎日更新しています。立ち食い蕎麦を食べるようにいつも通り、普通に平凡に日々生きていきたい気持ちの日記。
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おっとりと明るく、しっとりと濡れる

おっとりと明るく、しっとりと濡れる

うすのろ日記 2024.10.3 (木) I feel refreshed.

朝起きた時から雨だった。
そのせいで、涼しい。
これだよ、これ。私が待っていたのはこの涼しさ。
雨ではあるが、今日の私はすごぶるご機嫌である。

朝からその雨粒を見ながらstand.fmの収録をした。
私のstand.fmも最終回を迎える。
そのご挨拶と感謝の気持ちを込めてお喋りした。
終わった後は、寂しさもあるがスッ

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じっと静かにひとりきりでいるのだ。

じっと静かにひとりきりでいるのだ。

2024.9.4 (水) I enjoy my alone time.

ああ起きたら、夫がいなかった。
「朝トレを始める」と先日言っていたからジョ
ギングにでも行ったのかと思っていたら、何やら会社でトラブルがあったようで会社に来ているとLINEがあった。家と会社に近いと(徒歩5分)何かあるとすぐに行かなきゃいけないから考えものだ。
そんなわけでひとりで朝ごはんを食べる。
花(猫)がにゃーにゃーと

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... ... いろいろある。

... ... いろいろある。

2024.6.14 (金) various

今朝の猫目覚ましは、5時だった。
いつもより1時間遅い。
猫も寝坊する時があるのだということを知る。
やることは同じで、私をリビングに導いて、私がソファに座ったのを確認すると自分はまた寝てしまう。
私が見計らってまたベッドに戻ろうとすると薄目を開けてこちらを睨む。
なんという、出来上がった猫であろうか。

今日も昨日に引き続き執筆活動をする。
休憩時間

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地震、腰痛、ベーグルパン

地震、腰痛、ベーグルパン

2024.6.3 (月) a vicious circle

たまりかねて病院に行った。
数日前から左腰が悲鳴をあげていた。
起きたときから『今日は病院行くぞ』と、意気込んでいたら、スマホから
緊急地震速報が鳴り出し、一気にその意気込みがへこんでしまった。
しかし地震があろうとなかろうと、痛いものは痛い。
病院に行って来た。
時々お世話になる整形外科病院はビルの14階にある。
10時からの診察開始

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ため息のような雨が降る

ため息のような雨が降る

2024.5.13 (月) Rainy Days and Mondays

月曜日に雨が降るというのは…
私は嫌いじゃないが、ほとんどの人はゲンナリしているであろう。
そのゲンナリのため息が混じったようにジトジトとした雨が降っている。
朝からカメムシを2匹退治した。
私からすれば雨よりそっちの方がゲンナリのため息である。
堂島川の遊歩道を歩く人影は少なく、時々どこからかひょいと飛んできたかのように

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自分以外の人をじっと見つめる

自分以外の人をじっと見つめる

2024.5.11 (土)other people's lives   

夫が早朝から何かの仕事でどこぞやにロケハンに行った。
昨晩そのことを聞いていたが、今朝、私はすっかり忘れていて、
起きた時にはもう夫が外出した後だったのでびっくりしてた。
「どこにいかはったんやろか」と一瞬思ったが、しばらくして
「あぁそうだった」と思い出したのだ。

大きな声では言えないが、夫のいない朝というのはいい。

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したたかさの因数分解

したたかさの因数分解

2024.4.15(月) factorization

スッキリしない朝である。
モヤっとした空気と、モヤっとした気温と、モヤっとした私の体調。
モヤっと3連発に加えて、朝9時から来るはずだった消防点検の点検員が大幅に遅れて9時50分にやってきた。
これでモヤっとがひとつ増えてモヤっと4連発だ。
「遅れてすいません」の一言もない。
「あまりに遅いから、私が時間間違えているのかと思いました」と、

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よるべないというか、たよりないというか、

よるべないというか、たよりないというか、

2024.4.1 (月曜日) It's April

4時半に猫に起こされてから、二度寝できずに本を読んでいた。
そのおかげでずっと滞っていた本をやっと読み終えることができた。
ふと気がつくといつの間にか6時を回っていて、カーテンからは太陽の光が透けて見えていた。
暑い夜だった...などと言えばまるで夏のような日記になるが、夜中に何度か毛布を蹴飛ばして足を丸出しにして寝ていたような気がする。
大多

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雨ばかりで、やさぐれ女が浮上する

雨ばかりで、やさぐれ女が浮上する

2024.3.26 (火曜日) get desperate

今日で4日間連続の雨である。
アスファルトは、薄いグレーから雨の染み込んだ濃いグレーに染まったまま横断歩道の白い白線だけを浮き上がらせている。
ダークな色合いのビルやマンションがさらに墨絵のようにダークになり、走る車のライトや赤信号だけが鮮やかな色彩を放っている。

こうなると…
『雨は嫌いじゃないの、私』などと昔の女優が言うようなアン

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のろのろと混沌を咀嚼する

のろのろと混沌を咀嚼する

2024.3.24(日曜日) chaos

静かな日曜日だ。
家の中の生き物すべてが眠っている。
猫も夫も、ひょっとしたら網戸に張り付いている名も知らぬ虫さえ眠っているのかもしれない。
私はかろうじて目は開いているが、脳みそが眠っている以上目が開いていても起きているとは言えないだろう。それは雨が降っていて空気が重でせいであって、どこぞの誰々のせいでもないからその流れに任せるしかなくて、もうお昼にな

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それは、冬と春のせめぎ合いの如し

それは、冬と春のせめぎ合いの如し

2024.3.20 (水曜日)  blow great guns 

風の音で目が醒める。
まだ午前4時を回ったところだ。
網戸をガタガタと震わせて吹く風は、南西から吹く風のようだ。
はたと気がつく。南西のベランダには植木が置いてある。
倒れたら大変と思って、のっそり起き上がって強風吹き荒れるベランダに出て、植木を4鉢避難させる。
カーテンがパタパタと音を立ててはためいている。
まだ夜明前なのだが

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私は単純で憎めない馬鹿である

私は単純で憎めない馬鹿である

2024.3.19 (火曜日) hangover

案の定、二日酔いである。
昨夜は、仲間内でかなり飲んだ(らしい)
お酒を飲まない人は一生経験することのない二日酔いという事象。
どういう感じになるかというのは、言葉では説明できないし、できたとしても聞きたくもないだろうから説明はしないが、朝、目覚めた時から「あぁ二日酔いだ」とわかるものである。
嫌なお酒だったのなら二日酔いを恨みもするが、楽しいお

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3月9日という涙

3月9日という涙

2024.3.9(土曜日) the 9th of March

薄ら寒い朝である。
単なる寒いではなく、裏すらと付くのは、曇っているせいであろう。
灰色のフィルムを街全体にかけたような風貌になっている。

朝ごはんに、初めて行ったパン屋で買った葡萄パンを食べた。
これがすごぶる旨い。
夫婦で「美味しい、美味しい」を連発しながら食べる。
たとえ葡萄パンであっても、ただの食パンであっても、この年になっ

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ある日、3月になっていた

ある日、3月になっていた

2024.3.3 (日曜日) March

ひな祭りである。
まったく我が家には関係のない習わしである。
女の子がいない。というか、子供自体いない。
それゆえ端午の節句もまったく関係ない。
私の両親は、そういう日本的な習わしのようなものをあまり好んでするタイプではなかったので、私自身も子供の頃に雛人形を飾ってもらったという記憶はない。
よその子はちゃんと飾ってもらっていたのだろうか…?
そんなこと

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