17・人生を変える3つの法則!知るか知らないかで大きな差になる法則がある
パーソナリティガイドの横山です♪
きょうは、3つの人生で大切な法則についてのお話しです。
きちんとしっかり、頭に入れて、活用できるレベルまで落とし込んでください。人生変わります!
○習慣
人格=生まれながらの性質+(習慣×習慣×習慣×習慣)
人間は多くの習慣が束になった生き物です。
あなたの人生で獲得した習慣の総和が、「あなた」という人格を形成しています。
そして、あなたの人格は、あなたの人生を形づくる核となるものです。
もし、あなたが自らの人生を変化させることを望むなら、人格を変化させる必要があります。しかし、人格を構成する「生まれながらの性質」は変
えることができません。
ならば、何を変えることで、人格を変えることができるでしょうか?
それは、あなたの習慣を変えることです。
習慣というものは、ふだん、意識することはないでしょう。
しかし、一度、自分の習慣を自覚すれば、それがいかに強くあなたの行動を縛っているかがわかるはずです。
あなたが自分を思い通りに動かそうと思うならば、あなたは、習慣の力を借りる以外にありません。
もし、望み通りの習慣を身に付けることができたならば、あなたは行先の決まった電車に乗り込むようなものです。
安心して、自分の目的地へと身をゆだねることができるでしょう。
考えが変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
それではこれから、あなたに自分自身を思い通りに変えることに役立つ法則をいくつかお伝えします。
○一か月習慣化の法則
「人間が新しい習慣を意識せずに行うことができるようになるまで、3週間である」とアメリカの研究機関の報告があります。
個人差もあるでしょうから、それを多めにみて一か月続けることができれば習慣化できるということです。
これは他にも書籍がでていますが、現実的な習慣化されるまでの期間です。
基本21日・3週間でひとつの習慣が顕在意識から潜在意識にバトンタッチされる。これを「一か月習慣化の法則」と呼ぶことにしましょう。
簡単なように思えるかもしれませんが、実践できる人は少ないです。
これを実践できるかどうかが、あなたが自立した自由な人生を送れるかどうかを左右します。
ひいては、あなたを人生の勝者とするのかどうかの分かれ目なのです。
このことは、絶対に忘れないでください。
わずか21日間の努力を怠ったばかりに、どれだけ多くの人が、その人にとって大事なことを習慣化できずに、時間に流されて人生を送っていることでしょう。
「塵も積もれば山となる」
小さな習慣でも、続けることで大きな力となります。大きなことも小さなことの積み重ねで成り立ちます。
必要なことを習慣化(ルーティーン化)することは、あなたに大きな力を与えてくれます。
※ルーティーン化に関しては、もっとあとで詳しく触れる予定です。
ひとつの習慣が身に付いたとしても、それで終わりではありません。
潜在意識は、肥沃な大地です。
そして、ひとつの習慣は、ひとつの小さな種です。いかなる種であっても大地に埋められただけでは、いつしか成長は止まり、枯れてしまいます。
植えられた種を発芽させ、成長し続けさせるには、水と栄養が必要となります。
では、習慣という種が必要とする水と栄養とはいったい何でしょうか?
それは、意識と行動です。
潜在意識にバトンタッチされた後にも、絶えずそれを意識することで、習慣という種にパワーある栄養を与えることになります。
そしてさらに、行動を起こすことで、その習慣の成長を促し、習慣を完全にあなたのものにすることができます。
スーパースターであるスポーツ選手が、すでに身に付けた基本テクニックを練習し続けるのはなぜでしょう。それは、潜在意識が覚えた後、さらにそれを繰り返すことで、完全に自分のものにできることを知っているからです。それが、勝者と敗者を分ける差なのです。
最後にひとつ注意していただきたいことがあります。
何事を始めるにもモチベーションにあまり頼らないようにしてください。
よほど意識を高く持っていられる何かがない限り、モチベーションを高いままにしておくことは困難です。
モチベーションは高くなったり、低くなったりするものです。
ですから、習慣化していくコツは、「少しから」です。
それなりの労力を必要とする量ではなく、最初のうちは、これぐらいならと少しぐらいやりたくないと思っていてもできるレベル・量から始めることです。
続けなければ意味がありません。続けていればそれは習慣化され、習慣化されれば量を生みます。量をこなすことで質が上がっていきます。
○飛躍の法則
1ヵ月やり続ければ習慣化することを説明しました。
それでは、上達するにはどうしたらいいのでしょうか。
実はこれにも目安があります。
水泳コーチが気付いた法則です。
それは、まったく泳げない子どもを泳げるようにする秘訣です。最初は、顔に水がかかるだけで嫌がっていた子が、浮くことを覚え、少しでも泳ぐ
ことを覚え、5m泳げるようになり、10m泳げるようになる。
15mまで泳げるようになったが、20mで進歩がなくなり、ピタリと止まってしまう。いわゆる壁というものです。何度も挑戦しますがダメです。これが停滞(スランプ)という状態で何をやっても先が見えない。変化がない状態です。
20mで伸び悩んでいる子は、いつしか練習することが嫌になってしまいます。でも、この時期に子どもを励まし、練習をし続けているとある時期を境に突然、スイスイと泳げるようになるのです。
それまでの停滞していた時期が嘘のように、長距離を難なく泳げるようになるのです。
このある時期というのが、練習100回目です。
対面セールスでも「まず100人に会え」
将棋でも「まず100回指せ」
これらは、ただ単に適当なことではなく、経験から導き出された法則です。
「量質転化」の法則です。
これは有名な社会学者カール・マルクスが唱えた理論です。
量をこなすことで、初めて質が向上するという考え方です。
何事も最初からうまくできることはありません。
量をこなししていくうちに上達するのです。
そして、その目安が、100という数字です。
「何事も、100回もしくは100日目を超えたあたりで、飛躍的に上達、進歩する」
表にすると、最初はなだらなか上達が、100程度を目途に右上がりの伸びがよくなる。
これが飛躍の法則で、100日・100回の数をこなすことが上達するために必要なことだと理解しておいてください。ただし、物事の難度は一律ではありません。
すべてが、100とは言えませんが、ひとつの目安になります。
何事もすぐに結論付けたり、自分には向いていないとすぐにやめてしまっては何事も成就することはありません。
質をよくするためには、量をこなすことが必要なことです。
○15%の法則
職人の世界に多い話しですが、この仕事で名人になるには、20年かかる。とかよく耳にすると思います。
本当にこれはすごい感覚だ!と感じさせる名人芸なるものに辿り着くには、それだけの量を必要とするのです。
しかし、その世界で20年やらないと名人になれない場合、名人が100としたら、80のレベルになるのに何年かかるでしょうか?
もちろん、その仕事内容によって一概に言えることではありませんが、大概のことは3年あれば、80のレベルにいくことができます。
100のうちの残りの20に17年の歳月がかかるのです。
あるところまではどんどん伸びていくのです。そして、本当に難しいこと。名人たるゆえんとなるレベルになるための、残り20が、いちばん時間がかかるのです。
「ひとつの分野で名人になるには、大変な努力が必要だが、3年間頑張れば、普通の人でも名人の80%のレベルに到達することが可能である」
これは、その仕事にもよるので、10年で一人前になれるものなら、1.5年やれば80までいけるということです。もちろん、これはひとつの目安です。
名人とならなくても、名人の80%レベルまでに到達していれば、その仕事において、それなりの能力をもっているということになります。
つまり、15%の法則とは、名人級の15%の労力で、名人級の80%の質を得ることができるということです。
ですから、「3年は頑張る(仕事によって変わりますが)」のような目標をもつことも大切です。それがないと、職を転々と変えるようなことにもなりかねません。
最初から人生の目標を見つけられる人などいません。
だから目の前のことに全力を出し頑張るのです。
たとえ、それがどんな仕事であってもです。
自分はその分野でプロになるという意気込みでやることが成功の秘訣です。自分の足元を深く掘っていく。そこで一流になれば、どの分野でも通用する人間になれます。それができるかできないかが失敗と成功を分ける差になります。
「習慣は性質の10倍に力を備えている」
以上が、3つの法則です。
✓一か月習慣化の法則
✓飛躍の法則
✓15%の法則
上記の3つの法則を取り入れてください。
自分の人生を変える内容ばかりです。
こんな簡単なことで人生が変わるのです。
○行動強化の原則
新しい習慣を成長させるもうひとつの要素は、「行動」です。
行動に移すことは非常に大切なことです。
「ひとつの行動を起こすことにより、その行動の動機はさらに強くなる」
この原則は、あなたという人間を形作るもっとも基本的な原則のひとつです。
あなたの日常のすべての行動の裏には、必ず動機があります。
動機のない行動はありません。
会議中に、必要もないのにやたらとメモをとっている。
連絡をしなくてはいけない用件があるのに、他の後回しにしてもいい用件を先にしている。
このようなことがあります。
日常の何気ない行動をしっかり見つめ直すと、そこには意識するかしないかに関わらず「動機」があります。
そして行動することで、その動機をますます強めていきます。
これが、「行動強化の原則」です。
この原則を理解すれば、あなたがひとつの習慣を獲得する大きな力となります。
あなたが行動を起こそうとしたときに、自問することです。
「この行動の動機は何なのだろうか?」
「この動機は本当に必要な動機なのだろうか?」
「もし、行動を変える必要があるのなら、どんな動機をもつべきなのだろうか?」
「その行動の価値は何だろうか?」
先の会議中に、必要もないのにやたらとメモをとっている。
この行動は何だろうか?
それは質問されて意見を求められたくないから、わたしは必死でメモを取っているふりをしているだけだった。
連絡をしなくてはいけない用件があるのに、他の後回しにしてもいい用件を先にしている。
これはこの連絡の内容がこちらに責任があり、怒られる可能性もある面倒なことなので、億劫で後回しにしているだけだった。
自分の行動の理由がわかれば、それは本来、立ち向かわなければならないことだったりします。
嫌なことでも、怖いことでも、立ち向かわなければならないときは、それを先に行動に移すべきです。その行動力はあなたを強くして、行動するほどやる気も増していくものです。
「これをやる!」と決めたときも、これは大事なことです。
最初はモチベーションが高く、やると決めたことをやることができます。
しかし、人間ですから、ずっと初心貫徹のモチベーションを持ち続けることは難しいです。人間には当然、気分が乗る時も乗らないときもあります。
ポジティブなときもあれば、ネガティブ思考になるときもあります。
これは当たり前のことです。
そのときに大事なことは、「少しでいいから行動する」「とりあえずやる」という行動です。やることによってやる気が出てくる。行動し始めると勢いがでてきます。
頭で考えているとネガティブ思考になりやすい。ですから、気持ちが乗らないときは、「少しでいいから、とにかくやるべきことはやろう!」と行動に移すべきです。
それができないと、「三日坊主」の人間になってしまいます。
今日はここまでとなります。
毎回、重要なことばかりなので大変かもしれませんが、一読して終わりにしないようにしてください。きちんと身に付けるようにしていただければ、人生が変わる。運命が変わる大切な内容のものばかりです。
それでは、また次回、ご期待くださいませ♪
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