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2022年3月の記事一覧
〜アイルランド紀行 vol.4〜「初めて聞くのに懐かしい音楽」
Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch(サンヴァイルプゥスグゥインギスゴゲルアフゥイルンドロブゥスサンタシリョゴゴゴーッホ)という世界で2番目に長い名前の駅を過ぎた。
ウェールズにある地名だとか。
地名やサインのダブル表記、その地の民族や言葉を尊重するためにやってるやつだ。
イギリス、英国って日本で呼ぶけ
〜アイルランド紀行 vol.3〜「ロンドンといえば」
表紙に2001と書かれた当時の日記を読むと、当初イギリスには立ち寄るつもりがなかったらしい。
フランス・シェルブールからダブリンへの直行船便があったのだけど、4日後にしか出港しないのでとりあえず行き先を変更したと。
(なんじゃそら。)
イギリス・プールに着いた蔵田(←私の旧姓)は、とりあえずロンドン行きの電車でGo。
ロンドンと言えばシャーロックホームズ!ということで、ベーカー街221Bのシャ
〜アイルランド紀行 vol.2〜「西フランスの車窓から」
スペインからフランスに至る電車旅。
頭の中には「世界の車窓から♪」がゆったりと流れていた。
「今日は、サンセバスチャンからフランスのレンヌに向かいます。」
という石丸謙二郎さんの声が聞こえてきそうだった。
フランス語の勉強をしてなかったので、駅の地名やサインが全然分からない。
Bordeauxっていう大きな街を通り過ぎて、「ボルデアークスなんて聞いたことないな。」って思ってたけど、ボルドーだと気
〜アイルランド紀行 vol.1〜 「司馬遼太郎先輩の影響を受けて」
大学時代から数えると、引っ越しの回数は10回近くになる。
その都度いろんな服を捨て、本を捨て、がらくたを捨ててきたけれど、その引っ越しという試練を何度も乗り越えてきた本というのが何冊かある。
まるで古い友人のように、ずーっと自分の本棚にあって、ごくたまに開いて「あぁ、こんなことが書いてあった」というやつ。
そのひとつがこれ、
「愛蘭土紀行I【街道をゆく30】司馬遼太郎」
大学時代この本に出会