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きょうの郷土玩具⑩「下川原の人形笛」

土人形や張子、木のおもちゃなど、各地の郷土玩具を集めています。縁あって我が家にやって来た、素朴で愛嬌あふれる彼らを紹介します。

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青森県弘前市の「下川原の人形笛」です。
下川原は「したかわら」、窯のある地区の名前です。

江戸時代、幼児のかんしゃくは、おなかの「かんの虫」のせいと言われていました。土をなめると治るというおまじないがあり、土笛を与えるようになったそう。笛で気をそらせる、ということもあるかもしれません。

おしりの笛口をくわえると、少し粉っぽくてしっとり。
まるで大福にかぶりついた時のよう。
くせになる味、いえ笛です。

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青森県弘前市
「下川原の人形笛」shitakawara no ningyobue
大きさ:左7㎝、右6㎝

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