レントゲンと血液検査、新たな問題発生

さて、面白い先生がいたところに久しぶりに受診。
なんで来なかったんだ心配していたんだぞと開口一番怒られ、町医者で色々な患者さん診ているはずなのに私を覚えていてくれたことに驚き。
勝手にEDS診断日本でもらいましたと告げると
「いやもっと大変なことが起きているっぽいから至急大学病院へ行ってほしい、電話して勝手に予約とるから明日朝いちばんに行きなさい」と。
ほう。
金曜日にアメリカ帰るフライトキャンセルしておいてよかったーと思いながら話を聞く。
あなた握力10しかないしどう考えても筋肉が衰えてる、そしてミオグロビン定量っていうやつが普通の半分。脳神経外科へ行ってこい。
おっとまってくれ。
ミオグロビンというものを知らないが医師が膠原病と追加で筋疾患の疑いをかけて血液検査してくれたことによって発覚した新たな問題。ありがたいが怖い。
上肢の痛みは首から来ているかもしれないし膝も悪いならレントゲン!
結果、頚椎椎間板ヘルニア。
なんだそら。
膝は医学用語を忘れたがとりあえずグラグラらしい。そりゃあそうだ、痛いしサポーターなしには動けない。

ということでとりあえず診察サマリーを書いたが
「横になっていると本当に病人だな!」
「老人じゃないか」
「アメリカ帰るの無理だぞ」
「進行してるよね」
と散々言われ笑い飛ばしていたが最後に
「あなたは難病だから。性格が明るいから今なんとかなっているかもしれないけどそれだけじゃ抱えきれない。きちんと医療チーム作ってみてもらっておいで」
と言われ診察室を出た。
会計の時にふらっと診察室から出てきた先生が
「多分うちではもう見れないけど、一報くらい頂戴よ」
とあいさつに来てくれた。

本当のやさしさを貰った。あれだけ色々なところで無理、見れない、紹介状も書きたくないと言われていたのに、この先生のおかげでまたひとつ、いや一気に三つぐらい問題が見つかって正しい処置をこれから受けられる。

感謝のしようもないのだが、複雑な検査結果と診断を面白おかしく伝えてくれる先生には一生感謝する。

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