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友人と「ルックバック」を観に行った。

昨日は久しぶりに友人と出かけてみた。
彼とは専門学校時代の同級生で、自分とは7つも歳が離れているが、家が歩いていける距離なのと、お互い共通の趣味が多いので気が合うのだ。
また、前職で同じ業界にいた事もあり、ある案件で自分が設計したオフィスを彼が施工するという幸運にも恵まれた。
友人と仕事をするのは楽しかったので、そのことは今でも語り草となっている。

その彼にぜひ観てもらいたい映画があったので誘ってみた。
ここの記事ではお馴染みとなっている「ルックバック」だ。
自分は実に7回目の鑑賞となる。
今まで劇場で見てきた映画の中で一番多く劇場に足を運んだ映画となった。
今回はものづくりを仕事にしている友人にルックバックを見せたらどのような反応をするか見てみたかったのだ。

同時に抑鬱状態と診断されて初めて他の人と外出するので、うまくいくか試してみたかった。
当然不安しかないし、夜はよく眠れなかった。

朝早くの上映だったけど、どうにか起きて待ち合わせし、映画を見るに至った。
上映終了後、隣に座っている友人を見てみたら大号泣していた。
それにしばらく放心状態になっており、なかなか立ち上がれないようだった。

しばらくして立ち上がった後に感想を聞いてみたが、「言葉にできるほど落ち着いていない」と言われ、しばらく無言が続いた。

その後、STARBUCKS Tea & Caféで感想を語り合う事にした。
季節限定の和栗と和紅茶のフラペチーノを頼んだのだけど、写真を撮り忘れた。
フォローさせていただいているmuさんが直近の記事で同じフラペチーノを紹介していたので、リンクを貼っておきます。

彼は「ルックバック」を本当に気に入ってくれたらしく、色々な感想や考察を聞かせてくれた。
また、入場特典に藤野と京本が書かれた色紙をもらったのだけど、これを取り出した瞬間、また滝のように涙を流し始めたので、紹介できて本当に良かったと思った。

入場特典でもらった色紙

その後2人で本屋に寄って、「ルックバック」の原作本を購入して早めに家に帰ることにした。

自分の体力が限界まで達していたけど、抑鬱状態となってから初めて友人と出かけられたのは大きな進歩だったと思う。
それ以上に、友人に「ルックバック」を気に入ってくれたこと、この作品が刺さる人間で本当に良かったと思った。

流石に今朝はなかなか起きられなくて、今になって始動したけど、それに見合う体験ができたので、そんなに鬱々しなかった。


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