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寛容になりましょう!

寛容(かんよう)になりましょう

最近感動した宮藤官九郎さんの「不適切にもほどがある」の名場面です。
騙されたと思って一回見てください。人生が変わります。

【寛容 かんよう】心が寛大で、よく人を受けいれること。過失をとがめだてせず、人を許すこと。
いきなりですが人を許していますか?大目に見ていますか?
最近は論破ブームですが、どっちが悪くてどっちが正義か白黒つけたがりますが、裁判しても100%要求通りに通ることなんてほぼありません。
1ミリもまけてやらない根性を持つと嫌な世の中になりませんかねというお話。

天井高さが違う!欠陥住宅だ。あるXの投稿

あるX(Twitter)の記事、「新築の自宅。天井高を2500と約束したのに2480しかない!どうしてくれる」とポストして大暴れ。(多少フェイク入れています)
どうして発覚したかと言うと、計測して初めてわかったとのこと。
説明が悪いとか、図面通りじゃないとか工務店側に悪いことが山ほどあるのは承知の上で

「でも2センチじゃん。」

1ミリも損をしたくない人

建て直せとか、直すまでお金払わないとか色々言いたい気分はわかります。でも、そのおかげでせっかくの新しい住居が嫌なスタートになってしまうのは2センチ以上に残念ではないでしょうか。測ってやっとわかるレベルの高さがあなたの人生にどれくらい重要なのでしょうか。
工務店が!営業が!設計が!と責め立てるのは変なアドレナリンが出て引き下がれなくなっているのかもしれませんが、一番勿体無いのは自分自身とその家族ですよね。きっと私が家族だったらドン引きしているような気がします。お父さんやべーって。

そこで寛容(かんよう)になりましょう

悪いのは100%工務店と仮定します。(工務店の言い分もあると思いますが)
でも、過失をとがめだてせず、人を許すことをしてみませんか?
多分、SNSにアップしたその住宅に気持ちよく住み始めることは不可能です。過失の具合から、おそらく建替や、引き渡し拒否はできないレベルだと想定します。
そうすると、お金を貰おうが、無理やりゴリゴリ2センチ削ろうが嫌な思い出しか残らないのではないでしょうか?全員、損をしています。

情けは人のためならず

人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。
そうなんです。こんな世の中、いつ自分が加害者になるかなんてわかりません。車で事故しちゃったり、ぶつかって相手のスマホ壊しちゃったり。リスクはありとあらゆるところに存在します。
だから社会全体で「寛容」になりませんか?なりたいですよね。なりましょうよ。きっと楽しいですよ。

アンガーマネージメントの重要性

怒りやイライラなどの感情をコントロールし、適切に問題解決を図るための心理教育やトレーニングです。
色々な方法や考え方があるので、ここでは割愛しますがご興味がある方は調べてみてくださいね。
怒って良いことなんて起こりませんし、ポスト(tweet)したところで、適当な第三者の養分になるだけです。彼らには責任もない第三者なので賛同という名前の燃料投下して誰かの不幸を喜んだり、自分の正当性を無責任に垂れ流しているだけです。瞬間的に沸騰しないで、何が人生の得になるかを考えてみましょう。意地悪な人は、うっかりワンピースの新刊と間違えて前回の同じ本を買ったり、タンスの角に小指を強打すればいいのに!
この時点で私も寛容じゃないですね。
残念ながら1ミリも損をしたくない人が一番損をするように世の中は上手にできています。だからこそ…

寛容になりましょう!大目にみましょう!

🎵負けないことよりも寛容が大事
お腹はふくれないけれど寛容は肝要(最も重要・必要なこと。)🎵

素晴らしいミュージカルシーンだと思います。私もイラっと来た場合、この曲を心の中で歌っています。歌います。
きっとみんな幸せになれますよ、いや、幸せになりましょう。
寛容になりましょう!

寛容になりましょう!大目に見ましょう!


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