チリコ

たまにある変なことの備忘録

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最近の記事

日々の綴り②

11/17   寝不足はつらいけど、満足度の高い創作と過ごす夜は永遠であれとさえ思う

    • 今日のよろこびノート①

      11/16 エッセイ「ただ生きていく、それだけで素晴らしい(五木寛之さん著)」をブックオフで発見しました。立ち読むだけのつもりが、いくつかの言葉たちに心を射抜かれ、思わず購入。 まだ掻い摘んだ程度にしか読めていないけど、すでに留めておくべきことがいくつか。 そのひとつが、「歓びノート」を毎日記録するという著者の習慣。小さなたわいもない歓びを書き留めていくと、歓びのハードルが下がり、感受性が磨かれていったとか。 歓びの記録がなんとなく心にフィットしなかった60代では「悲しみ

      • 緊急停止ボタンを押した

        10/29 「ドン」 イヤホンを付け、エッセイを片手に帰る電車内で鈍い音がした。 左を見ると、袖仕切(というらしい)の座席側に上半身を仰け反らせる状態でおじいちゃんが倒れている。 「硬直してる...?」と思った。あぶない。 数秒の沈黙の後に中年の女性と男性が声をかけ、近くの人が空けた席に座らせ様子を伺う。私は立ったまま乗っていたのでよく見えた。どうやら意識はあるみたい、よかった──── 私にできることは? ジワジワ...ポンッと、焦りが出た。 事態を知るなりイヤホンは外

        • 生きているから傷がつく

          7/17 家から駅まで、走って3分。その道を私は毎朝「全力坂(下りなのが救い)」する。 いつもは電車に飛び乗ってハーハーして、ちょっと恥ずかしいだけで済むのだけど、今朝はその全力坂中に、買ったばかりのウォーターボトル(得意げに水をタプタプに入れたせいで重みを持ったやつ)を思い切りアスファルトに落として、結構な擦り傷がついた。 「あ」と、一瞬でささくれた心とボトルを抱えながら走り切った後、ジワジワとその痛みが効いてくる。あ〜あ、あと5分早く起きれたら走らなかったのに。しっかり