500本目の【日記】は50回目の富士山登頂 2022/09/10(土)前編

Journeymanと呼ばれている。日々noteで【日記】を書いて、この日記が500本目になる。1日1本以上になるケースもあるがほぼ継続日数だ。日記なので気ままに書いている。誰かが読んでためになる内容はあまりない。

今日は見出しなしで行きたい。富士登山の話しだけ、純粋に1本にまとめようかなと思い始めているからだ。

追記:書き始めにはそう考えていたが、長くなったので前後編にした。また、 #2022夏富士登山 全編のライブツイートは以下にまとめた。ライトに顛末を知りたい方はこちらがオススメだ。

富士山スバルラインの朝のゲートオープンに合わせて起きた。03:00過ぎだ。ゲートには列ができていたので、少し遅らせるコトにした。

前夜の模様は以下にまとめてある。出だしからやらかした富士登山前日譚だ。同じ失敗をする方が減ると嬉しい。

急峻でツイスティなスバルラインを登ってお中道の御庭駐車場に誘導された。登山者は終点から2kmほど手前に駐車し、無料シャトルバスで移動する。始発は04:00だ。始発前に駐車場には入庫できたが、満員で乗れなかった。スバルライン開門ダッシュを決めれば、可能そうだ。満点の星空だ。

04:30のシャトルバスに乗った。車内は満員御礼だった。終点の吉田口5合目の間に、遠くから①②③④⑤とバス停に番号が降ってあり、②のエリアだった。吉田口5合目に着くと富士山5合目レストハウスが煌々と輝いていた。

簡単に身支度を整えた。一番時間をかけたのは #YAMAP の登山計画提出だ。

登山口前に陣取る検温隊員の方に検温され「検査済」のタグをカバンにつけられ、いつも通り「 #富士山保全協力金 」1,000円を納めて木製のタグを貰って、05:00少し前から登山を開始した。登り始めは霧の中だった。

最初のポイントとなる「 #富士山安全指導センター 」には30分弱で着いた。吉田口の詳細なカラー登山地図を配っていたが、頭に入っているので貰わなかった。丁度その頃、霧が晴れて、山頂から徐々に日の光が下りてくるのが見えた。

05:41日の出だ。雲がなければ05:20くらいだったろう。何枚か撮った中で良かった1枚だ。05:56の写真だ。朝の挨拶も兼ねた。

今回はスタートから2時間休憩なしで登ってみた。体の温まりや筋肉の解れ具合を見たかったからだ。それほど無理はないと感じた。この時点では、5時間位で登頂をイメージしていた。

スタートから3時間、体力的にかなりしんどくなってきた。ここから休憩を1時間置きに取った。標高3,000mを超えると、薄い酸素と体に溜まった乳酸で、呼吸も辛く足も動かなくなって来る。高山病になりやすいエリアだ。登山道で言うと8合目あたりだ。

元祖室を超えて3,300mあたりだろうか。出発から4時間だ。薄い酸素の中、連続で活動し続けるには、体脂肪を燃やすなど体内からエネルギーが欲し口なる。普段はVAAMが体質に合っているのだが、今回は「アミノバイタル ダイエットエクササイズ」にしてみた。こちらはバテ防止には合わなかった。

また、今回は水分補給に甘味料のあるドリンクを控えてみた。ただ、滋味のある甘みは良さそうだと思い「コカ・コーラ 綾鷹」を持参してみた。コレは大正解でとても美味しかった。ちなみに水分は3L持参するが、大抵1L飲まない。体質なのか、運動強度を抑える登り方になっているのか、単に我慢強いか鈍感だだけか分からないが、非常に少ない方だろう。水分補給は適量をこまめには大原則だ。

吉田口と須走口(静岡県側からの登山道)が合流する本8合目に着いたのは、09:25頃だ。出発から4時間半。5時間で登頂ができないコトは確定的だった。体力の衰え、バテ防止エイドの相性、次回の課題だ。スタートラインと書いたのは、一段階キツくなるからだ。体が覚えている。

が、本8合目からさらにブレーキが掛かってしまった。経験から呼吸を強く意識していたので高山病にはならなかったが、すっかり足を使い尽くしていた。

「8合5勺 #御来光館 」に着いたのは09:50。4時間半は勘違い、約5時間だ。山頂まではここから1時間が見えている。大まかなゴールタイムが6時間強になりそうな予想がついた。

ずっと昔から吉田口で日帰りでない場合は定宿にしていた場所だ。大将、女将さん、息子さん、その娘さん(女将さんから見たらお孫さん)などご家族がメインで運営されている。今回は、女将さんとゆっくり話しができた。

まだ、登頂した訳ではなかったが、50回目の富士山登頂と御来光館再訪を記念して久しぶりに焼印を入れた。西暦入りなのが嬉しい(つまり毎年新作)。生そばを食べた。価格は1.000円だ。生わかめ、生ねぎ、カット油揚げがたっぷり入って汁は関西風だ。とても美味しく七味唐辛子で味変するのを忘れた。40分ほどゆっくりお邪魔した。また来たい。

山頂前の最後のチェックポイント9合目だ。かつては守っていたご夫妻がいたが、管理されなくなり廃墟になっている。ここにもたくさん思い出ある。

山頂に着いたのは12:00少し前だった。実に7時間ほど掛かってしまった。

ツイートの内容を補足する。通算の登山回数は53回目だ。2回は悪天候による途中下山。ソロの場合は装備もあるので、立てないほどの強風でない限りは何度も登ったが、登山パーティーの場合は経験が浅い方の安全を第一に考える、パーティーのリーダーの判断を尊重する。そのリタイヤだ。残りの1回は富士山完全閉山があった2020年だ。そもそも山開きされなかった。

代わりに未踏だった麓から5合目に至るスバルライン開通前のバス路が出自の #舩津口 を登った1回をカウントしている。苔むす原生林を15kmほど登るルートだ。山深さを実感したい方にはオススメしたい。かつての富士講の時代から登られており、今でも伝説の鉄人レース「 #富士山登山競走 」のコースでもある麓からの吉田口も2度登っている。詳細は #富士さんぽ さんのサイトに詳しいのでご紹介する。素晴らしい情報量だ。

ランナーではないので10kg程の荷物を背負って登り、山頂まで10時間を要した。約22kmのコースだ。健脚の方は、是非味わっていただきたい。ちなみにレースの足切り時間は半分の5時間、歴代トップのランナーは2時間半で駆け上がったそうだ。漫画ではないが「超人」だ。

 歩数は13,500歩だった。距離にして6.5km(ガイドブックの往復約14kmベースの換算、YAMAP往復12.4kmだと5.6km)ほどだろう。自分自身感じたが、初めて歩数を見た時は少なさに驚いた。解説は以上だ。

何度も訪れている剣ヶ峰3,776mは、大火口を挟んで向かいにある。眺めるだけにした。毎回、山頂での楽しみには甘味だ。今回のラインナップは以下の通りだ。

ストレート果汁100%のジュース「青森りんご ふじ」
南信州菓子工房 ひとくちりんご
フルーティーこんにゃくゼリー ピーチ&マンゴー

ストレート果汁は予想通り、最高に美味しかった。ドライフルーツは、ジューシーでかつ食感も楽しめるが、口が乾いている山中ではどうしても水分が合わせて欲しくなるので難しさを感じた。また糖分が表出しやすいので、フォークや箸が必要だ。最後の蒟蒻ゼリーは、鉄板だ。胃に溜まる上、ジューシーでカロリーも少ない。ずっとレギュラーだ。

ミンティア グレープ

甘味(デザート)ではなく、登下山中ずっと補給していたのはフルーツテイストのミンティアだ。普段はノンシュガーの飴にしていたが、包装が煩わしいのでタブレットにしてみた。呼吸が苦しい時に、口呼吸だけになり口腔内が乾燥するのを防ぐのに役に立った。

また、敢えてフルタイム不織布マスクも試してみたが、全く支障はなかった。元々、登下山道は非常に細かな火山灰が堆積している場所が多く舞い上がって埃になりやすい。その埃をブロックする意味で以前からマスクが活躍していた。今回はその恩恵も実感した。口と鼻の中がジャリジャリしない。

山頂ではたっぷり50分ほど過ごした。御来光館と合せて1時間半だ。

長くも短くもない丁度良い塩梅だ。休み過ぎは、溜まった乳酸のせいで体の動きが悪くなる時が少なくない。ただ、いちいちストレッチをする余裕もないので、気を付けている。下半身がつるケースが多いので、その点も注意が必要だ。ランナーの方には知っている方も多いケアゼリーは、富士山のような長時間の連続運動には良さそうだ。まだ、お世話になった経験はないが、気になっている。

3,000文字を大幅に超えたので、前編・後編を分けて2本にする。前編を最後までご覧いただいた愛すべき変わり者のみなさんに、なぜ毎年富士登山するのか、背景を書いたnoteを紹介したい。

引き続き気ままに後編を書く。

追記:下山メインの後編が書けたので貼る。

https://twitter.com/beajourneyman


#題名のない日常 #ジャニ記 No.500

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