新しいフィルムカメラ・PENTAX 17 #1 香港・成都
かねて報告の通り、持ち歩き用のバルナックライカをPENTAX17に変えて、最初のフィルムを撮り終えました。
ハーフサイズで72枚撮影出来る事が特徴の一つでもありますが、72枚って思ったより多いですね。
デジタルカメラのようにバシャバシャと撮影するわけでもなく、ある程度集中して撮影しようとするとなかなか72枚にたどりつきませんでした。
ここからは17で初めて撮影した写真を紹介していきたいと思います。
最初にこのカメラを持ち出したのは先日記事にした香港の海辺の街でした。
このカメラはレンズシャッターなので、シャッターフィーリングというものはほとんどなく、カチッとと小さな音を立ててシャッターが切れます。ほんとに撮れた?という感じですが、これから紹介する写真の通り、ちゃんと撮れていました。
Point and Shoot カメラという事で、ほぼ全てAutoで撮影したので露出もピントもカメラ任せの写真です。
香港編
出てきた写真、とても気に入ってます。
ピントもしっかり合って、コントラストがはっきりしており、空の青のグラデーションが綺麗です。
この海の景色が最高だったという贔屓目もありますが。
続いて建物の写真です。
これもとてもいい感じ、光の部分と影の部分の明暗がとても綺麗です。立体感もあって気に入った一枚です。
続いて海の写真。
水のグラデーションや水面の輝きがとても自然な感じで気持ちが良いです。
YouTubeで写真家の渡部さとるさんがおっしゃっていますが、偶然並んだ二枚が不思議にしっくりくるのが面白いところですね。
あっと真ん中の黒い分かれ目が少し斜めだったり、良く見ると少しギザギザしているのがまた雰囲気あったりして、二枚一組として作品にしてくれます。
成都編
以前にこのカメラを譲って貰う理由が、出張などに気軽に持って行けるフィルムカメラが欲しかったと言いましたが、それを実践してみるべく、先週出張した成都にも持って行ってみました。
帰りが土曜日になったので飛行機の時間を少し遅くして少し市内を見てまわりました。
脱線しますが、成都のパンダ基地に連れて行って頂きました。写真はiPhoneです。
かわいい...
話を戻してPENTAX17の話です。
香港とはうって変わって、成都は冬を迎え紅葉の真っ盛りです。
あいにくの曇天で少しのっぺりとした写真ですが、木々の描写などいかがでしょうか?
もちろんデジタルの解像感はないですが、しっかりと奥までピントが合っているのでそれなりの解像感・立体感がありつつフィルムの雰囲気の良さがあっていいですね。
出張などでも気軽に持って行けるので、noteで少し報告出来る写真の幅も広がるのかなと期待しています。
今週も出張先に持ってきていますので時間があれば撮影してみたいと思います。