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未来に行ってみる!?冗談ではなく、本当の話。

産業カウンセラー&ヒプノセラピスト SORA・KEIKOです。

未来に行ってみる!?もしや、トンデモ話・・・!?いえ、本当の話です。私が22年間仕事としている催眠療法(ヒプノセラピー)では◆未来順行◆というセッションがあるのです。一昨日は兵庫県の方とオンラインで講義をさせていただいたのですが、その講義内容がまさに未来順行。

一昨日の午前中の講義が「未来順行」、そして午後の方は未来順行の個人セッション。ここのところ未来順行のご依頼が続いています。

私が仕事としてカウンセリングや催眠療法(ヒプノセラピー)をさせていただく場合、極力スピリチュアルに偏らないように気を付けています。スピリチュアルは好きですし、かれこれ35年もの間、相当真面目に探求もしています。でも、何故セラピーをさせていただく時にスピ色に偏らないようにするかといえば、私がセラピーに求めているものは【効果】であって、ワクワクではないからです。

私がプロフィール記事に書いたように、催眠療法(ヒプノセラピー)に辿り着いた理由は、とにかく苦しい毎日から脱出するために、必死の思いで長い年月をかけて捜し歩いた結果、最も結果を出してくれるものだったからですが、ヒプノセラピーにもいろんなタイプがあって・・・・。私が「幸福体質」という結果を得られたのは、流行りのスピ系催眠療法(ヒプノセラピー)ではなく、古くからある心理療法タイプのヒプノセラピーだったのです。

なのに、未来順行!?

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未来順行って何?

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未来順行とは読んで字のごとく、未来に行ってみるのです。私も24年前に初めて未来順行を体験した時は、目を閉じて誘導されるままに自分の脳裏にぼんやりと浮かんでくる映像(イメージ)を

「やだ、妄想だわ!」と心の中で一人ツッコミをしました。「とにかく何か浮かべなくちゃと思うあまり、苦し紛れに自分で妄想しちゃってるんだ・・」と思ったのです。

ところが、三〜四年後・・・・ふと気が付くとその通りの出来事の中で暮らしている自分に気づき驚いたのでした。私の場合、セッション中に見たものは以下のようなものでした。

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●社宅(当時住んでいたところ)の畳の部屋で

女の子の赤ちゃんがニコニコしながらハイハイしてる

白いベビー服を着ている

●場面が変わって

見たことが無い一戸建ての家

お庭がある・・・

そこで二人の子供が遊んでいる。男の子と女の子。

そこに私が飲み物を運んでくる

なんだか嬉しそう‥ほのぼのしてるな

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当時はまだ1歳の息子だけでしたし、都内に一戸建てを買おうなんて、絶対に無理だと思っていました。しがないサラリーマンの家庭には、郊外に小さな家がやっと買えるか買えないか。下の娘はもちろん生まれておらず、女の子が欲しいと思っていたものの、まだ1歳の息子に手がかかるのだし。

「これは絶対私の妄想だ!」と思ったのです。

ところが、その1年半後に娘が生まれ、そのまた一年半後には、何故か都内に庭付きの一戸建てを手に入れて、庭で子供たちを遊ばせて、私がトレーで飲み物やお菓子を運び・・・あれ?どこかで見たシーンだ・・・・

そうです。あの時のシーンそのものだったことに気づき、驚き、ジワジワと目頭が熱くなったのを覚えています。


未来順行は超能力でもなんでもなく、誰にでも出来ることです。

一昨日の午後のクライアント様も、一年前の個人セッションで見た未来の内容と「今起きていること」が酷似していることに驚き、一昨日も未来順行のご依頼だったのです。

守秘義務がありますから詳しいことは言えませんが、一年前の未来順行に「自分に影響を与える人物」として登場したが、当時はあり得ないと思っていたのに・・・今は現実化している!とのことでした。

ここで注意が必要なのですが、初めての方で未来順行をとのご希望の場合、未来を見たい理由を詳しくお伺いします。何故ならば、お悩み事や何かしら問題を抱えているのに「手っ取り早く未来を見て、どうなってるかチェックしたい!」という場合、あまり良い未来は見れないからです。

問題や課題はちゃんと向き合って乗り越える必要があって、それなしに「答えをちょうだい」とうい訳にはいかないのが私達なのですね。お話を伺って、あまり良い未来は見れない可能性があると判断した時には、別のセッションをお勧めすることがあります。今現在のお悩み事の解決を図るセッションです。

その理由もちゃんとご説明し納得していただいて進めていきます。こういうところが、ワクワクではなく結果や効果を求める私のセラピストとしての癖ですが。。。。

私達の意識はとても不思議です。

心理学者で精神科医でもあったユングは、私達には意識無意識(潜在意識)があり、そのもっと深いところには【集合的無意識】があると言っています。さらにユングは夢の研究もされていて、夢を解釈して自分の進路を決めたり、予知夢についても研究を残しています。夢が未来を見せることがあるとすれば、私達の意識には未来を予知する能力がある、ということです。

◆意識(顕在意識)・・・私たちが自覚できている部分。考える、感じる、計算する

◆無意識(潜在意識)・・・自分の意識でありながらも、普段は意識できていない部分。生まれてからの全ての出来事や感情、感覚、思考、などを記憶しているスーパーコンピューターのよう

◆集合無意識・・・自分の意識だけではなく、人類すべてと繋がっている意識


フロイトは無意識(潜在意識)には抑圧された性的欲求が渦巻いているとの説を立てたのですが、ユングは無意識は全ての人と繋がっており、聖なるもの(神的な部分)が眠っていて、人類は無意識(潜在意識)と対話することによって聖なるものへと向かうと説いたのです。

私は断然ユング派です。そもそも私を最も最初にヒプノセラピストに導いたのはユングの言葉でした。「抑圧された子供の頃の感情は、まるで運命であるかのように本人を支配し続ける」

要するに、子供の頃に抑圧してきた様々な感情を放置していると、「どうして私はこんな星の元に生まれてきたのだろう」と思うような、まるで自分ではコントロールできない運命に翻弄されるような人生を歩む、というわけです。

私達は何にコントロールされるのでしょう?!

その抑圧した感情です。自分では忘れてしまっているようで、心の奥底に押しやった感情は、無意識レベルで人生を支配するのです。

単純な説明をすれば、寂しい感情をたくさん感じたのに抑圧して大人になると、寂しい人生を選ぶようになります。怒りをたくさん抑圧して大人になると、ちょっとしたことでキレたり、内心で腹を立てて批判的になる人生を歩みがちです。

ではどうしたらいいか、についてもユングは言及しています。

「過去の出来事、感情を思い出せばよい」

それが無意識(潜在意識)との対話です。【催眠療法】とは、自分の無意識(潜在意識)と対話をするとても有効的なツール。ですが、ここでとても大切なのは、無意識の対話をするのは、ご本人だということ。他人が勝手に対話しても、聖なるものへとの変容はできません。自分で自分を知るのです。

だから私は古くからある心理療法タイプのヒプノセラピーが大好きなわけです。

長い間の疲れやストレスの解消にお役立ていただくために作りました。無料です。noteには他にも誘導瞑想音源があります。無料もありますのでご利用くださいませ。

文:SORA・KEIKO http://www.be-pure.or.jp/



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