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【3分読書メモ】1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術(伊藤 羊一)を読んで


■基本情報

書名:1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
著者:伊藤 羊一
出版元:SBクリエイティブ
出版日:2018年3月14日
ジャンル:ビジネス
読書メーター:https://bookmeter.com/books/12649711

■書籍内容(BOOKデータベースより)

・プレゼンに限らず、人前に立って話をする、指示をする、伝える、ということが苦手な方はいるでしょう。著者の伊藤氏は、そのプレゼンを聞いたソフトバンクの孫社長から認められるほどの技術の持ち主であり、今はグロービスの講師として、ヤフーアカデミアの学長として、起業家からビジネスパーソンまで年間300人以上のプレゼンを指導し、ピッチコンテストなどでの優勝者を続々と輩出しています。本書では、「右脳と左脳」に働きかける伊藤氏独特のメソッドを紹介します。

■気になったポイント(引用文)

すべてのプレゼンはゴールを達成するためにあります。(中略)伝える側が、聞き手に、「理解したうえで、どうしてほしい」のか、君が動くのか私が動くのか、どうすればいいのか、ということを、必ず考えなくてはならないのです。

「悩んで」いても結論は出てきません。この「無限ループ」を避けるためにも、機械的に「考える」=結論を出す習慣をつくるのです。そのために自分に問う。黄金の質問は、「だから何?」「ファイナルアンサー?」「本当か?」です。

人はイメージを想像することで、感情が揺さぶられる。

聞き手は、必要最低限の情報しかほしくないのです。特に口頭で話をされた時は理解できなくなります。

(意見の伝え方について)「私の主張はこうです。理由は3点あって、1点目はこう、2点めはこう、3点めはこう」という感じです。

根拠が一つだと、やっぱり説得力が弱くなることが多い。考え抜いた根拠は、複数あったほうがよいのです。目安はオーソドックスですが、3つでしょう。

「考える」とは、「自分の中にあるデータや自分の外にあるデータを加工しながら、結論を導き出すこと」なのです。

■本書から学べること

  • プレゼンの前段階からターゲットユーザーを見据え、伝えたいキーワードをはっきりと簡潔に定めておく。

  • 物事を考える際のキーワードは「だからなに?」「なぜ?」「本当?」

  • 根拠は1つや2つだと少ないし、かといって多過ぎても聞き手の負担になる(最低限の情報だけで良い)

  • 何かを伝える際は「結論」→「根拠」→「具体例(たとえば)」の”ピラミッド論法”を駆使する


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