【読書記67】私から、はじまる。
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社4年目のFumiyaです!
先日、アチーブメント社の研修を受けてきました。
研修自体は自分の人生の目的、働く目的を見つけていくような、自分に向き合う研修だったのですが、
その中で班員での意見交換の時間もあり交流をしました。
その中で、
既に多大なる功績を残されているのにも関わらず謙虚であり、
柔らかなお人柄の中に自分の芯/確固たる理念を持たれている印象を受け
非常に素敵だなと感じた方がいらっしゃいました。
個人的にもいくつかアドバイスをいただいたその方が、なんと本を出版されているという奇跡的な出会いを果たし、手に取ったのがこの本です。
サインもしていただきました。嬉しい。
では、どうぞ。
【著者】
伊豆原孝氏
一般社団法人日本損害保険協会常務理事。一般財団法人日本プロスピーカー協会認定シニアプロスピーカー。
1964年大阪府生まれ。京都大学文学部を卒業し、MBAを取得。損保ジャパンに入社し、2019年にグループCRO執行役に就任。
リスク管理分野において、日本の保険グループとして最高ランクの外部評価を得ている。
【概要】
損保ジャパンにて、2016年に伊豆原さんは部長に昇進。
仕事はできる方だったが、一方で部下の仕事の遅さや中身にイライラすることも。
日々、指示した仕事を記載したホワイトボードは、部下から「パワハラボード」と呼ばれる。
そんな中で出会ったのが「選択理論心理学」。
提唱者のグラッサー博士によると、「変えられるのは自分だけ」。
ホワイトボードによって人を変えようとしてしまっていたことに気づいた伊豆原さんは、自分ができることをフォーカスをし始める。
自分ができることは。
部下に適切な情報を与え、肯定的なメッセージを送りエンパワーメントの効果を図ること。
その際に発信し続けた内容をまとめたのが、この一冊である。
【所感】
1つのメッセージに2ページ分程の説明になるため、非常に読みやすい。
特に読書始めたての方、その中で自分を変えたいと思っている方にぜひ読んでほしい。
考え方は、自分のバイブルとしている『
7つの習慣』にも通ずるところが多いなと感じた。
特に日々忙しく見失っている時に立ち返りたい。
自分が変えられるところに着目し、心を豊かにしていく。
そんな強い力がみなぎる一冊だった。
[ビフォー]
・自分の習慣/思考に3つ気づきを与える
・習慣を1つ変える
[気付き]
・人生に幕を下ろすときに、どんな人生だったら悔いが残らないか
・小さなステップから始める。そうすると「自信」が育まれ、自分の思考と行動を制限していた「恐れ」がなくなる。
・やるべきことの優先順位がついていない時は、まずは目の前にある仕事に100%集中してみる。
・5年後の自分にタスキを繋ぐ。「私はやりきった、あとは頼む」と伝えられる人生にする。
・自分との約束を破ると、自分のことを認められなくなり、自己概念を下げてしまう。
[to do]
・自分が本当に求めているものは何か?常に思考する。
→日記を朝にし、「私は何を求めているのか」を毎日自分に問う。
・計画は前もって。提出の2日前には終わっている状態にする。