仲言朋

70年代に子ども時代を、80年代に青春期を過ごしました。取るに足らない昔のこと。実にシ…

仲言朋

70年代に子ども時代を、80年代に青春期を過ごしました。取るに足らない昔のこと。実にショボい今の身近なこと。などをボツボツ話していく、つもりでおります。

最近の記事

ありったけの色のブレスレット

 ほぼ勢いで作りました。

    • 私のザネリ<9>

       Bさんから遠く離れたので、学校生活における人間関係がたやすくなったか、というとそうでもなく…。いや。むしろそこから、行き止まりの袋小路もしくはあさっての方向への迷走が始まったのです。よそから私を眺めれば「何をやってるんだ?こいつ」という感じだったでしょう。  簡略化すればこうなります。  1 いじめっ子がいなくなった。  まだ実感がわかずにオドオドビクビク。挙動不審。     →面白がられていじられる。     →見逃してくれたら2へ。  2 普通に接してくれる。特に親し

      • ブレスレットいろいろ

         作ってたまってたのをまとめて。

        • 失敗した?リング

           赤茶色のパールに心惹かれて、良かれと思って組み合わせてみたのですが…。  なんだかパールが悪目立ちしてるようです。作ってる時は「遺跡から出土した中世あたりの貴人の指にはまってた」もの(苦笑)のつもりだったのですが…。

        ありったけの色のブレスレット

        マガジン

        • 茶色い目のザネリ
          9本

        記事

          私のザネリ<8>

           このように、Bさんのえげつなさぶりと、ついでに私のヘタレぶり…褒められたのは「手間がかからない子」だと誤解されたわけで。ただまごまごしてひとつも行動に移せなかっただけ…はお母さんたちのネットワークにおいて広範囲におおよそあまねく知れ渡った、と推測されます。お世辞にも社交的だとは言えない、うちの母にまで回ってきたのですから。  Bさんはこのことを知ってたんでしょうか?内緒話で仲間を増やしたBさんが、また内緒話…「ここだけの話なんやけど…」で始まる井戸端会議が漏れない筈がない…

          私のザネリ<8>

          ターコイズもどきとアメジストもどき

          ターコイズもどきとアメジストもどき

          私のザネリ<7>

           それはCさんについての噂でした。Cさんと私はあまり話したことはなかったけれど、快活そうな子だという印象がありました。やはりBさんと同じクラスでした。  <4>CさんがCさんのお母さんに「わたし、もうBさんの言うこときくのイヤや。そやけどBさんが怖いんよ」と言った、らしい。  お母さんは「辛抱しなさい。仲言さんみたいに、何を言われても何をされても平然としてなさい。仲言さんは偉い。あんたも見習いなさい」と答えた、らしい。  ちがう。  この噂を聞いたのは、例によってうちの母

          私のザネリ<7>

          私のザネリ<6>

           ずっと読んでくださったみなさまの中には、こう考えられたかたもいらっしゃるかもしれません。  「Bさんにこれほどのことをさせるぐらい憎悪をかきたてたのだ。まわり子たちも誰ひとり味方にならないし、かえって便乗するほどだし、むしろ仲言のほうに非が、原因があったのではないか?」  当然です。  私自身もそう考えずにいられなかったのだから。  正直なところ、私ほどそのことについて長く深く考えた人間はこの世にいない、と言っても過言ではありません。  「どうしてこんなに目にあわなきゃなら

          私のザネリ<6>

          ブラックゴージャス?なブレスレット

           大きな黒いビーズに心惹かれました。地味にならないように…としたら何だか重くゴツい感じになりました。秋冬向けかもしれません。  

          ブラックゴージャス?なブレスレット

          私のザネリ<5>

           いっそ、続きを書くのはもうやめにしようかと、さえ考えました。  書き始めたころに想像したよりも、ずっと骨が折れる作業だと痛感しました。記憶の底をガリゴリ掘り下げていって、できたゴロゴロの小山をごちゃごちゃあさって仕分けするのは、この老いた身をかなり消耗させるものです。それら大小形さまざまな石ころの中には、綺麗にきらきら輝いて「ああ。まだ手ばなしてなかったんやな。よかった」というものもあります。しかし素手で触れるのもためらうような、鋭いトゲトゲのものもドロドロのヘドロがこびり

          私のザネリ<5>

          リバーシブルなトートバッグ

           『すてきにハンドメイド(2013)5月号』を参考にしました。

          リバーシブルなトートバッグ

          私のザネリ<4>

           ここで、私が今Bさんのことを『ザネリ』と呼ぶようになった決定的な事件をしたためます。  その時はただ似たようないじめっ子だと思っただけで、こんなふうに比較して分析めいたことをするようになったのはずっと後、大人になってからでしたけれど。  『銀河鉄道の夜』を初めて読んだのはいつだったか?Bさんとのことがあった以前なのか以後なのかも憶えていませんが、それはもともとうちにあった古い文庫本でした。おそらく父が学生のころ買ったもので、カバーはなくなって、ページは色あせて何ヶ所も剝がれ

          私のザネリ<4>

          マリンっぽいペンダント

           大粒のジェイドと紺の丸小ビーズとクリアなソロバンビーズで、シンプルなペンダントネックレスを作りました。これからの季節にいいかもしれませんが、首がチクチクしがちなので、ハイネックの上に着けようかと思います。

          マリンっぽいペンダント

          私のザネリ<3>

          ①理由があること ②正義があること ③さらに①と②を強固なものにするために敵の言動を見逃さないこと ④わが身を守れるものを必ず調達しておくこと ⑤仲間を増やすこと  今回もこれらをあげておきます。  「目え(方言で目をめえと発音します)赤い」  女の子の声が耳に蘇ります。つい最近聴いたように。  「…でも、あの子の声はほんまにこんなやったかなあ?」  わかりません。私はこのごろやはり寄る年波には勝てず、物忘れがひどいのだから。  そう。この間テレサ・テンを思い出せなかったの

          私のザネリ<3>

          リメイクトートバッグ

           大昔のスカートで小さなトートバッグを作りました。

          リメイクトートバッグ

          私のザネリ<2>

           ①理由があること  ②正義があること  ③さらに①と②を強固なものにするために敵の言動を見逃さないこと  ④わが身を守れるものを必ず調達しておくこと  ⑤仲間を増やすこと  こう列挙してみると、なんだかどこか冒険の旅のRPGのようで楽し気な感じさえしますが…。これらは何か?というと、いじめる側の法則というか、論理というか…ほとんど信仰に近いのではないかと私は考えています。まるで神聖な戒律であるかのように忠実に従い、もしも自分立場が危うくなりかけても、時としてぎりぎりまで…最

          私のザネリ<2>