【大晦日カウントダウン記事(15:00)】短い語で十分なら
作家であるオーウェルは、「よくある修辞や隠喩は使うな。短い語で十分なら長い語は使うな。一語でも削れるなら削れ。外来語や専門語はできるだけ使うな。」と言っていたけど、難しく専門的な言葉を使って伝えても、相手が分からなければ意味はないよね^^;
どうすれば相手が理解しやすいかを考えて、わかりやすい伝え方をしたら良いのか、伝え方に関する以下の本とかが参考になると思いますが、要は、自分中心の発想ではなく、相手の立場と目線に立った伝え方に変えていけるかどうかが大切です。
「「良い質問」をする技術」粟津恭一郎(著)
「「言葉にできる」は武器になる。」梅田悟司(著)
「1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」伊藤羊一(著)
「ロジカル・プレゼンテーション―自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」」高田貴久(著)
「一番伝わる説明の順番」田中耕比古(著)
「伝え方が9割」佐々木圭一(著)
「神トーーク―「伝え方しだい」で人生は思い通り」星渉(著)
そこを乗り越えればどれだけ成長できるのか、どれだけ自信がつくのかプラスになることに目を向けていく。
そにためにも、目の前の恐怖や不安から目を背けないでチャレンジしていこう!
経験すれば必ず大きく成長できるのだから(^^)
【前書き(前文)】
難しく専門的な言葉を使って伝えても、相手が分からなければ意味はありません^^;
どうすれば相手が理解しやすいかを考えて、以下の点に注意しながら、わかりやすい伝え方をしてみる。
そう、よくある修辞や隠喩は使うな。
短い語で十分なら長い語は使うな。
一語でも削れるなら削れ。
外来語や専門語はできるだけ使うな。
自分中心の発想ではなく、相手の立場と目線に立った伝え方に変えていきたいね(^^)
【本文】
短い文章でサクッと伝えきる!
使い方次第では自分を鍛えることができるように感じたので、一言簡易版ブログぽく、noteの「つぶやき」機能を活用して、X(旧twitter)的つぶやき語録(140文字)で書いています(^^)
まあ、今後は、遊び心も忘れずに、意味のないつぶやき「ん?」「うっ!!!」も多めに加えながら(^^)
でも、ふかわりょうの一言ネタ「ウォーリーに○付けるなよ」以上には、負けないように頑張ります( ̄0 ̄)〇!
みなさんも、一緒に、つぶやかない?(^^)
さて、1文字を1秒でカウントしてみると、そこから色んな視点で世界を俯瞰することも可能です。
「1秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND」山本良一(著)Think the Earth Project(編)
「1秒の世界2 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND Part2」山本良一(著)Think the Earth Project(編)
ダイヤモンド社から「1秒の世界」という本が出ています。
20年前に出版された本ですが、刻々と変化する世界を1秒で切り取って、60項目紹介しています。
一時期、流行ったトリビア本のようなものではなく、世界の変化を身近に感じ取ってほしいという目的で編集されていると思われる内容です。
人が瞬きする1秒の間に、この地球で何が起きているのかを描いた極めてユニークな本で面白いと思います(^^)
例えば、地球の人口について、「1秒間に4.2人が生まれ、1.8人がこの世を去っている。この数を差し引くと、世界の人口は1秒間に2.4人ずつ増えていることになる。2.4人という数を少なく感じるかもしれないが、1時間で8,705人、1日で20万人都市がひとつ増えていく計算になる。」と説明がしています。
そのページの下に添えられている山本良一さん(編集責任者)の「地球はいま生きている人類だけのものではない」という言葉にも重みがあります。
これ以外にいくつか例を紹介すると、
「グリーンランドの氷河が1,620立法メートル溶ける」
「140万人が1日に必要とする、710トンの酸素が減少している」
「世界最大のハンバーガーチェーンに532人が来店」
「テニスコート20面分、5,100平方メートルの天然林が消失」
「畳48枚分、78平方メートルの土地が中国で砂漠化」、
「4トンの文書用紙が世界で使われる」、「1.3台の乗用車が生産」
「0.3人、4秒にひとりが飢えによって命を落とす」
といった具合です。
1秒間に、この地球で起きていることを本書で知ると、地球と人間の生活が驚異的なスピードと規模で変化していることに愕然とします(^^;
編集者は、この変化を環境という視点から見て、現代に生きる日本人が真正面から向き合うべき課題だと語りかけます。
環境問題は、全人類が抱え込んだ難題です。
この難題に立ち向かうため、禅の修行に使われるテキスト「無門関」と同じように、本書を読んで欲しいというのが編集者の願いです。
「無門関」(岩波文庫)西村恵信(訳)
地球に生きる一人の人間として、環境を真摯に考えることが必要です。
この本は、環境と人間の生活を対立させたままでなく、調和させることを考え抜く姿勢が大切であることを教えてくれます。
【後書き(末文)】
詩人のエウリピデスも、「長い話を切り詰めて、短い言葉で適切に語れるのは賢い人である。」と言っていたしね^^;
専門的な言葉で長々と話をしたとしても、それが相手に伝わらなければ、それは話している人の自己満足に過ぎないので、何を話したかではなく、どれだけのことが相手に伝わったのかを重視してみる。
相手の目線に合わせて話をしながら、長い話を切り詰めて、短い言葉で適切に語れる人になっていきたいね(^^)
それと、文章に関しては、先人の以下の発言が参考になります。
「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」村上春樹(作家)
「文章を書くことは、「考えること」です。文章を書くことによって、何が必要で、どうすればよいのか、アイデアが生まれてきます。」佐藤富雄(作家)
「いい文章はほとんどすべて、へたな下書きからはじまると言っても過言ではないくらいです。」アン・ラモット(作家)
どこかに遊びとゆとりの部分がなければ、息苦しく余裕がなくなってしまいます^^;
考えていることを、適切な文字にして表現することは簡単ではありません^^;
そのために、完璧を求めすぎて、自分自身を追い込み過ぎないように注意して、頭の中で考えていることを、紙に書きだすことで、整理してみる。
完璧はないという前提で、どこまで伸ばせるか、耐えられるかを考えていくこと、書くことを習慣化することで、考え方を客観的にみる訓練をしていければ、最初は上手くいかないかもしれないけれど、まず始めてみることが大切だと考えています。
始めることができれば、改善を繰り返すことで、必ず上達していくから、考えているだけで終わらないように、思い切って動いてみよう!