【メモ(memo)】メッセージをキャッチしたら
周りで起きることを、よく観察してみると、意外にも、自分の本当にやるべきことが、見えてきたりすることがあります。
あなたの周りでは、今、どんなことが起きていますか?
よくよく観察してみると、何か、メッセージ性は、ないでしょうか?
良くなる兆しが、感じられないか?
良くないことが、重なっていないか?
仕事や人間関係に、トラブルなどは?
体調を崩したり、ケガしたりしていないか。
人生は、おかしなもので、そんな風に、ちょっと見には、「え?」と思うようなことに、メッセージが込められているときがあります。
例えば、仕事がキャンセルになるのは、本当は、やるべきことが別にあって、そちらにフォーカスしなさい、ということかもしれません。
または、本当は、心からやりたいと思っていなかったりすると、向こうから、去っていってくれたりもします。
体調が悪いときや、怪我したりするのは、もしかして、何かから、逃げたくなっていたりするのかも。
病気や怪我なら、逃げるときの言い訳になるから。
別に、それが悪いとか、自分が弱いとかいうのではまったくなくて、シンプルに、自分の正直な気持ちを、無視しないようにしよう、というメッセージなのかもしれません。
こんなメッセージは、何かを学びなさいということだったり、暗に、私たちに、何かを知らせようとしたりします。
私たちを、守ってくれようとしているときもあります。
病気のサイン等は、まさに、私たちを守ろうとするものですが、悪くなる前に対応すれば、ひどくならないのに、忙しくて、それを無視したり、気がつかずにいると、いずれ、疑いようもなく、症状は、悪化しますよね。
だから、メッセージも、まだ、ヒソヒソと目立たないうちに、キャッチして対応すると、意外に、大事になる前に、コトが運ぶこともあります。
そして、何気ない出来事から、何かのメッセージが拾えたら感謝して、自分に、プラスになるように解釈してみましょう。
ヒソヒソメッセージを受け取って、プラスに解釈するには、普段から、そのアンテナを張っておくことと、やはり、普段の状態が、ものをいいます。
よい状態にいて、余裕があるなら、プラスの解釈をしやすくなります。
だから、セルフケアも、メッセージを受け取るためのひとつの要素。
もちろん、普段起きていることに、すべて敏感になって、それぞれ、意味づけをしようとする必要はありません。
注意を払いたいのは、何か同じようなことや、偶然が重なるとき、同じような言葉を、耳にするときなどは、「これはもしかして?」と見てみると、興味深いですよ。
たいていのメッセージは、私たちを守るため、私たちのプラスになるように、目に見えない何かが、働いているはずですから。
【今日の短歌】
「言葉から言葉つむがずテーブルにアボカドの種芽吹くのを待つ」
(俵万智『アボカドの種』より)
「われはわれにてなお何ならむ焦がるれば夜の稲妻膝照らすなり」
(李正子『ナグネタリョン』より)
「木の柵に進入禁止と記さるる言葉の後ろに回つてみたり」
(香川ヒサ『The Blue』より)
「當方は二十五、銃器ブローカー、祕書求む。――桃色の踵の」塚本邦雄
「うぬぼれていいよ わたしが踵までやわらかいのはあなたのためと」
(佐藤真由美『恋する歌音』より)
「何故ああであつたか 神の沈黙は押し入つてくる扉閉めても」
(香川ヒサ「それぞれの夏」(角川「短歌」2018年10月号)より)
「わたしたち
わたしたち
わたしたち
わたしたち
わたしたち
わたしたち
わたし」
(今橋愛「短歌WAVE」創刊号(2002年)より)
【参考記事】
【おまけ】
FINAL FANTASY XIV「Flow」