【日常茶飯事】空の海を優雅に泳ぐくじら雲
「いづこから雲の白鯨あらはれて微笑みてをり目から崩るる」
(川野里子『歓待』より)
何も考えず、心地良い時間。
「けはひなく降る春の雨 寂しみて神は地球に鯨を飼へり」
(睦月都『Dance with the invisibles』より)
「ふかくふかく潜る鯨のしづかなり 酸素マスクに眠りゐる人」
(熊岡悠子『鬼の舞庭』より)
「大写しされし鯨は赤道をひとつとびして飛沫(しぶき)をあげる」
(外塚喬『山鳩』より)
心が喜びに満ち溢れているわけでもないのに、何故だか幸せな気分。
微笑を保つと、心が落ち着いてきませんか?
気忙しい日々の中、そういう時間を少し持つことが大事だなって思います(^^)
自分にとっても、周りにとっても、いい時間であるのだから。
気分爽やか♪になって行くはず。
【参考記事】
第114回 「空を眺めると…~夏の雲はモクモク雲~」
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