毎日の積み重ねが、美しい自分を作る。
四技能とは、読む、聞く、話す、書く、の4つの技能を向上させることを意味するそうです。
いろんな学び方があると思いますが、学ぶための最善の方法は、やはり「体験すること」であると思います。
ただし、何でもかんでも体験するほど人には時間はないし、また体験のほとんどは、失敗を通して学ぶ場合が多いので、できれば、痛い思いをする前に学習したいものです。
そこで読書が奨励されるって訳です(^^)
万能ではありませんが、本を読むことにより、ある程度の疑似体験が可能です。
ただしその体験は、読み手の体験や見識により制限されたり、歪められて解釈される可能性があるから注意してください、ね!
ひとりで読んでばかりいると、独りよがりになる危険性がありますから。
聞くというと、講演やセミナーが思い浮かびます。
著作物を読むよりも、実際の人の話しを聞いた方が本には書けない内容や例題、話し手の口調や仕草などが印象に残り、より深いインパクトを与えてくれるものです。
読むと聞くは、自らが発していないという意味では、受け身です。
受け身で得た知識は、あまり定着しないのも事実であり、そんな経験はないでしょうか?
いろんな本を読んでも、すぐに忘れてしまうし、いろんな話しを聞いても、身に付かない。
私は自分の経験から、以下のような結論を出しています。
読むこととは、それは知識を集めることにすぎないと。
ゆえに自分の興味がある分野だけではなく、たまには今まで読んだことがない領域に、意識的にチャレンジしてみるのも重要であると思っています。
知識を集めるという目的においては、講演やセミナーを「聴く」も同じ。
会話することは、聞く、と同時に話すことでもあります。
人の意見を聞き、自分の意見を述べて、そのキッチボールにより、自分の考えを調整してゆく必要があります。
ある時は広め、ある時は削るみたいな感覚ですね。
次に、書くことについてですが、文章に書き上げるプロセスにおいて、論理的な矛盾を発見し、角度を変えて考え整理し、体系化してまとめあげことにより、自分の考えを明確化する必要があります。
書くとき、自然と読み手を意識することになるはず。
読み手に伝えようと思うとき、その意見にメッセージが吹き込まれます。
そうそう、繰り返すことも大切です。
人の頭は忘れるようにできているからなぁ~
世の中いいことより、悪いことの方が多いって、少なくともそう思えます。
たから頭脳は、いやなことを風化してくれるようにできているんでしょうねぇ^^;
正確に言うと、「不要なこと」を記憶の一番遠くにしまっておく。
だから、有り難い智慧も、使わないと忘れてしまうって訳です!
だから、身につけたいものは繰り返すことが必要なんですよね。
そして、繰り返しているうちに、状況や体験の積み重ねの違いにより、以前とは違った解釈や発見をするものです。
学ぶための4つの方法とは、「読む」、「会話する」、「書く」、そして「繰り返す」こと。
読むことで、知識を集め、会話を通して、考えを調整し、書くことで、自分のものにして、繰り返すことで、磨いてゆく。
いやぁ~一生勉強ですな(^^)
例えば・・・・・・
苦労や努力は、本人がどう感じるか次第で、それが良くも悪くも自分自身に影響しますよね^^;
他人から見れば努力していると思えることも、当たり前だと感じれるように意識して、当たり前に感じる基準が高くなれば、努力は更に向上することにつながっていくはず。
そして・・・・・・
大きな違いや変化にこだわっていたら、小さくても価値あるものを見逃してしまうから、ほんの少し何かを変えることで、どんな違いが生み出せるかを考えてみる!
派手なことや目を引くことでなくても、わずかなことでも違いを生み出せるものはあるはずだから、ね(^^)
「洗練されたセンスとは、地味なものの中に美を見つけることである。」アンドレ・プットマン(デザイナー)
「ひらめきやセンスも大切ですが、苦しまないで努力を続けられるということが、何より大事な才能だと思います。」羽生善治(棋士)
You never grow old.
You become old by not continuing to grow.
成長し続けるのを止めることによって年老いるのだなって思います!
生活の一つ一つを、丁寧に、だね(^^)
【参考記事】