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2022年のわたしと仕事の振り返り(まとめ)と2023年に学びたいこと

出典:unsplash.com

「振り返り」の目的は、自分のありかたや事実をかえりみて、改善点を見出すことで、次の成果につなげること。

振り返りは、モチベーションの向上に効果的であり、反省よりも未来に向かっているし、感想よりも行動力がつきますね。

2022年度の業務のデジタル化推進に対する振り返りを整理すると以下の通りでした。

【目標と結果】
・業務全般の効率化と設計業務の生産性向上
https://note.com/bax36410/n/ne6546b481226

・働き方改革のケーススタディ
https://note.com/bax36410/n/na107a9f8df80

【できたこと】
・上流側設計の重要性
https://note.com/bax36410/n/n39917dddacc1

【改善点】
・「業務のデジタル化」の課題
https://note.com/bax36410/n/nfbd43e679c7f

【改善の方法】
・みんなが効率的に仕事をするのに、管理職としてできることは何だろうか?
https://note.com/bax36410/n/n936107e3137c

今、ソフトウェアがありとあらゆるビジネスにおいて重要度を増しており、この傾向は今後も変わることはないと考えています。

言うまでもないことですが、ハードウェアとソフトウェアは両輪であり、両方があって初めて機能が成りたっています。

【関連記事】
【手作りの付録付き】社会人のための制御工学
https://note.com/bax36410/n/n5e795b2d05b8

つまり、ソフトウェアファーストとは、これまでソフトウェアが軽んじられていたので、ソフトウエアの相対的重要度が増したということ。

そのため、ハードとソフトの重要度比較には何の意味もない点に注意した上で、好むと好まざるとにかかわらずIT知識は必要となっており、ソフトウェア・ファーストの時代、あらゆる企業に業務のデジタル化(ITの内製化)が急務となっています。

まずは、確実に、「デジタイゼーション」「デジタライゼーション」を推進する必要があります。

デジタイゼーションとはデジタル化(アナログなものをデジタル情報として扱えるようにする)のことであり、デジタライゼーションは、デジタイゼーションでデジタルに置き換えたデータを利用することで、さらに業務全体を効率化することを指しています。

社内の業務支援ツールは、本当に自分たちで作らなければならない部分(社員が本当に欲しいもの)を内製化する時、自分たちで主体性を持って取り組んで主導権を持ち、戦略的に意思決定が必要となります。

要は、技術(DX等)ありきで事業化を考えても、上手く行かない場合が多くあるのが現状です。

自分たちの事業で変革を求める時には、借りてきた言葉ではなく、自分たちで考え、理解できる言葉を使った方がいいと思います。

新たなサービスや名称、略称に振り回されることなく、時代の変化と先を見据えるため、エンジニアだけではなく働くすべての人が、開発するソフトウェアにはどんな目的があり、何のために使われるのかを共有し、リリース後の対応やアップデートはどうすべきなのか?

そのためには、どんな職場や働き方が最適なのかを知る必要があります。

経営学者のピーター・ドラッカーは「変化はコントロールできない。できるのは、変化の先頭に立つことだけである」と言っていましたね。

何が要るのか、主体性を持って考えられる人が必要であり、そのためにソフトウェアのことを熟知している人が社内にいなければなりません。

そんな中で、新たな業務支援ツールのプラットフォームを再構築するために、データプラットフォーム(膨大なデータを蓄積→加工→分析するのを一貫して出来るようにするデータ分析の基盤。)の導入を考えていて、データプラットフォームを構成する以下の4つのステップ、

1 データを集める

2 データを貯める

3 データを分析用に加工する

4 データを可視化して分析する

の基礎的なソフトウェア知識を学ぶために、以下の図書を一読して、

「ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」斎藤康毅(著)

「ゼロから作るDeep Learning ❷ ―自然言語処理編」斎藤康毅(著)

「ゼロから作るDeep Learning ❸ ―フレームワーク編」斎藤康毅(著)

世界最大級の教育プラットフォームを提供する米国Udemy(ユーデミー)を利用して、

<<Udemy>>

以下のコースを受講してみました。

結論から言うと、前述の本を読まずに、分かりやすすぎるので、前述のコースを受講した方が時間の節約になったかなって、そう感じました(^^)

「何をやりたいのか」を突き詰めたら、自分のビジョン・ミッションにたどり着くと思うので、興味のあるカテゴリーから、お気に入りのコンテンツを見つけてみては如何でしょうか?

自分の学び直しにも、あるスキルを有効活用しない限り、スケールしないというフェーズに何れ到達します^^;

それがどの部分で、いつ投入すればよいのかについては、会社からの借り物ではなくて、きちんと自分なりに企画できていなければいけないという点に注意してみてくださいね(^^)/

日本が再び世界の最先端に立つために不可欠なソフトウェアの重要性について、2023年度も、知識を深め、そして、システムに応用していきたいと考えています。

みなさんも、ソフトウェアのことはわからないからと専門家に丸投げせず、「自分ごと化」として考えてみませんか?

仕事でもプラーベートでも「自分ごと化」が「意識の視界」を大きくしてくれます。

自分ごと化すれば、当事者意識を持つようになって、仕事やプラーベートの向き合い方が変わってくるので、以下の効果が期待できます。

①成長スピードが速くなる

②積極性が高まり、自発的に行動できるようになる

③モチベーションアップが期待できる

④責任感が強くなる

そう、自分の人生を生きる第一歩は、どの程度、自分ごと化できるかだね(^^)

【参考記事】

【参考図書】
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?―経営における「アート」と「サイエンス」」(光文社新書)山口周(著)

「シン・ニホン―AI×データ時代における日本の再生と人材育成」(NewsPicksパブリッシング)安宅和人(著)

「プログラムはなぜ動くのか―知っておきたいプログラミングの基礎知識 (第3版)」矢沢久雄(著)

「オブジェクト指向でなぜつくるのか―知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識 (第3版)」平澤章(著)

「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」オードリー・タン(著)プレジデント書籍編集チーム(編)


「ソフトウェア・ファースト―あらゆるビジネスを一変させる最強戦略」及川卓也(著)

「確率思考の戦略論―USJでも実証された数学マーケティングの力」森岡毅/今西聖貴(著)

「マッチ箱の脳(AI)―使える人工知能のお話」森川幸人(著)

「アフターデジタル2 UXと自由」藤井保文(著)

「アフターデジタル―オフラインのない時代に生き残る」藤井保文/尾原和啓(著)

「D2C「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略」(NewsPicksパブリッシング)佐々木康裕(著)

「機械脳の時代―データサイエンスは戦略・組織・仕事をどう変えるのか?」加藤エルテス聡志(著)

「岩波データサイエンス Vol.3」岩波データサイエンス刊行委員会(編)

「システムを作らせる技術 - エンジニアではないあなたへ」白川克/濵本佳史(著)

「More Effective Agile―“ソフトウェアリーダー”になるための28の道標」Steve McConnell(著)クイープ(訳)長沢智治 (監修)

「いちばんやさしいDX(デジタルトランスフォーメーション)の教本―人気講師が教えるビジネスを変革する攻めのIT戦略」亀田重幸/進藤圭(著)

「いまこそ知りたいDX戦略―自社のコアを再定義し、デジタル化する」石角友愛(著)

「DAO(分散型自律組織)の衝撃―Web3時代のまったく新しい組織と働き方」小澤隆博(著)

「ザ・メタバース―世界を創り変えしもの」マシュー・ボール(著)井口耕二(訳)


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