誰かのせいにしても始まらない
たぶん、自分が選びたい道をちゃんと生きている人は、不平不満を言ったり誰かを非難することはないのだと思います。
何か起きたとき、何かがうまくいかないとき、人はつい誰かを責めたくなります。
誰かじゃなくても、何か、たとえば状況や環境、または運のせいとか。
あなたが最近、何か人のせいにしたのはどんなことでしょう。
本当はその人のせいじゃないとわかっていても、責めていることはありませんか?
誰かのせいにすれば、自分は傷つかないで済むけれど、それでは何も解決しません。
自分ができていないことを、人のせいにして、すりかえないようにしないと・・・・・・
そうならないためにも、自分自身で選択して、決断して、行動することに責任を持つ必要があります。
どんなに人のせいにしても、誰かを責めても、結局は今の状況は自分が招いたとほとんどの方は知っていて、だからこそイライラするし、また誰かを責めたくなるのかもしれませんね。
もちろん、ときに自分の力ではどうにもできないときもあって、そういうときに自分のせい、と思うのはちょっと酷かもしれません。
そして本当に誰か・何かのせいのときもあるでしょう。
そういうときは、本当に誰かを責めてしまいたくなります。
ただ、それで誰かや何かを責めても、自分が頭にくるばかりで、今の状況が変わるかというとそうでもない。
すると結局は自分のエネルギーの無駄になってしまいます。
また、どんな不満や愚痴を言ったところで、今の時間が戻ってくることはなくて、自分の意志で時間の使い方を変えなければ、誰かが都合よく変えてはくれません。
私たちの時間は限られているだから、その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしないように注意して、自分が納得できて、後悔しない時間の使い方をしていきましょう!
本当は私たちは心の奥底で知ってて、それでも誰かを責めたくなってしまうのが感情ですが、時間泥棒の被害を最小限に留めるべく、ここは誰かを責めたい気持ちを認めつつ、もっと建設的に考えられる方法を探したほうがよさそう。
それに、人を責めるのってなんとなく空しいし、誰かや何かのせいにしている自分というのもいやになるもの。
人生で被害者や犠牲者でいないためには、自分の環境・状況は、ある程度自分が招くもの、と思っておくと良いのです。
それなら、自分の何かを変えれば結果を変えること、別な環境・状況も自分で招くことができるとなります。
こうすることで、自分について自分でどうにかできる、というパワーを取り戻せるというか。
誰かのせいにしたままだと誰かに自分のことをまかせてしまっていたことにもなりかねません。
人生は自分について責任を持つことから始まる、と思ってみるのがベスト。
自分の思考や言葉、行動、そしてその結果・・・・・・
引き寄せの法則を考えると、周りで起こる出来事や寄ってくる人たちも、私たち自身がかなり影響を与えているはずです。
責任というと、なんだか重たく自分が悪いみたいな感じもしないではありませんが、逆に見れば、パワーもあります。
だってこれはまさに「自分次第」ということでもありますから。
もし何かのことで誰かのせいにしていることがあればもう一度考えてみましょう。
誰かのせいにすることで、今の(満足できない)状況の言い訳にしていないか。
人を責めることで自分は悪くない、それで満足していないかどうか。
または、もしかしたら自分を責めすぎていないでしょうか。
こちらも大変です。
自分を責めても、何も変わらないことがほとんど。
責めるより、誰かのせいにするよりも、何か別のことができないか、考えてみればたくさんあるはず。
責めるより、そちらを実践してみてください。
そして、今の状況は、自分の考え、行動から起きていることだと認識してみてください。
心理学者のウェイン・ダイアーも「「過去のせい、誰かのせい」を捨てたときから、人生は好転する。」と言ったいたので、過去や他人のせいにしていては、考え方も行動も変わらないから、自分の考え方と行動を変えることで、自分の未来を変えていきましょう!