否応なく与えられた世界で人は何かの役を演じてる?
人は日常生活で何かの役を与えられ、その役を演じているうちに、だんだんと感情移入していきます。
そして最後には元々の自分の性格がどうであろうと、その役と本当の自分が同化していく事が実験によって証明されたそうです。
もし、そうであるなら、敢えて自分を表現すると、話しかければ決まった台紙を喋るテレビゲームのキャラクターに近い気がしないでもないぞ^^;
無意識のうちに行動してるんだろうなあ。
こうすることで、その時その時に合った行動をすることが出来、ストレスを感じにくくしているのかも。
そうでもしないと、たぶん、ストレスに押しつぶされてしまうのかもしれない。
ここで、ウォルピスカーターの「晴天前夜」を試聴してみて下さい♪
ウォルピスカーター「晴天前夜」
https://www.youtube.com/watch?v=ByXoo3ZnKSo
♪誰もが羨むような 名前を持っていたら
ほんの少しでも 生きた心地がしたんだろうか♪
♪誰にも愛されないと 冷え切った心がひとつ
あなたが奪ったあなたのせいで いなくなっちゃった♪
♪誰にも言えないような 運命に立ち向かおうぜ
僕らが望んだ僕らの先に それはあるだろう けれど
誰もが欲しがるような 世界中に誇れるような
ひとりひとつの自由には まだ 名前すらないんだ♪
例えば、運命・・・・・・
自分が創っていかなければ、環境が都合よく自分の将来をつくってはくれないから、自分の将来を、自分の意志と行動で、自分の思うように創っていけたら最高なんだけど、すぐに上手くいかないかもしれない。
けれど、まず行動に移してみる。
ベルクソンも「人間というものは、自分の運命は自分で作っていけるものだということをなかなか悟らないものである。」って言っていたし、いくら悩んで考えたところで、自分の力ではどうにもできないことは必ずあるから^^;
いま自分ができることを、確実に全力で行うことを心がけて、まあ~なるようにしかならないと割り切って、目の前のことに集中すれば良いのだと、そう思っています。
あの夏目漱石だって、「運命は神の考えるものだ。人間は人間らしく働けばそれで結構だ。」と語っていたし、ね(^^)
そう、昨日も、今日も、明日も、人間でしょ(*´艸`*)
そこで、ウォルピスカーターの「泥中に咲く」を試聴してみて下さい♪
ウォルピスカーター「泥中に咲く」
https://www.youtube.com/watch?v=40dJS_LC6S8
♪僕は今 人間です
今日も明日も その次の日も
認めるのは そのくらいでいい
みんな別々の息を食べてる♪
♪運命が通せんぼする
勘違い 自業自得だよ
でも状況が良くないからね
逃げたいよね 生きたいよね♪
♪終わりの始まり
始まれば最後の人生だから
途方もない 旅の末に
今しかない「時」があるのだろう♪
ただ、たまに、何気なく演じている役を、その時その時でスイッチを変えられたら、問題は起こらないのだろうけど・・・・・・
そうもいかないんだよねぇ・・・・・・
スイッチの切り替えがうまく変えられない事があったりして^^;
そういうときは、敢えて意識的に、その時の役を演じるように、しかも、自分の思いつく最高の役柄を(^^)
その時には、「できないかもしれない」「できるかもしれない」「必ずできる」、どの言葉をイメージし、使うかによって、達成できる可能性は、すでに大きな違いが出てしまうので注意してね^^;
できないという否定ではなく、できるという肯定で、常に物事を考えみる。
デニス・ウェイトリーも「できると信じるなら、たぶんできるだろう。できないと思ったら、きっとできないだろう。信念は、あなたを発射台から送り出す点火スイッチだ。」って、スイッチの重要性を指摘しているから!
では、最後に、ウォルピスカーターの「徒花の涙」を試聴してみて下さい♪
ウォルピスカーター「徒花の涙」
https://www.youtube.com/watch?v=UI2Ybr9e7KY
♪事変の荒波が畝りをあげてゆく
いづれ誰もが通る別れ道へ
後戻りができない僕らの自由とは何だろうか
出会ってしまう迷路♪
♪或いはいつか 誰かのためになり どんな仕事も熟せたらいいなって
身を焦がした 切ない思い出に 繋がれて不自由なのに あの子は笑っていた♪
♪生きる意味それは 生まれたこと (精一杯息をしようぜ)
僕たちが生きる「今」のこと (そんな困難も乗り越えろ)♪
ただ、演じる役に、完璧を求めるのは理想だけれど、厳しい状況下では、それは現実的に難しいよね^^;
いま置かれた状況の中で、いかにうまく適応していけるかを考えながら、多少の犠牲はあったとしても、どれだけ上手く付き合えるかに、頭を切り替えてみる。
カミュも「重要なのは、病から癒えることではなく、病みつつ生きることだ。」と述べていたけど、では、どんなことと、共存していかなくてはいけないと思いますか?
岡本太郎的には、”絶望的な状況”かな^^;
そのような状況では、何もしなければ、悲観的になり、不安は更に増大してしまうけど、たとえ絶望的な状況だとしても、どう見かたを変えられるか、努力して考えてみれることができるのは、実は、自分自身であり、自分を、どうアシストできるかにかかっています。
自分で見かたを変え、それを乗り越えなければ、起きたことはもう変えられないから・・・・・・
でも、ピンチのチはチャンスのチ♪
苦難を越えて新しい世界へ大きく飛翔しようぜ!(^^)
そうそう、だれもが一度は演じているだろう”アシスト”を主人公にした近藤史恵さんの『サクリファイス』なかなか読み応えありましたよ。
「サクリファイス」(新潮文庫)近藤史恵(著)
もうちょっと気楽に風を感じたいという人には、竹内真さんの『自転車少年記』がおススメかな。
「自転車少年記―あの風の中へ―」(新潮文庫)竹内真(著)
この寒さが緩んだら、自転車にまたがって、遠くまで行きたくなるはず(^^)
そうそう、アンダルシアの風が生み出す“感動”と“興奮”!が味わえる映画『茄子 アンダルシアの夏』もオススメです!
『茄子 アンダルシアの夏』劇場予告編
https://www.youtube.com/watch?v=O4IEs4Bivco
【参考サイト】
ウォルピスカーター【晴天前夜】歌詞の意味を考察!「あの子」は何を伝えたかった?曇り空の先の未来とは
https://otokake.com/matome/jyKMoc
ウォルピスカーター【泥中に咲く】歌詞の意味を解釈!「君」が願うことは何?最後の人生で見つかるものとは
https://otokake.com/matome/EXYwlI
ウォルピスカーター【徒花の涙】歌詞の意味を解釈!不自由でも笑うのはなぜ?「今」を生きる意味に迫る!
https://otokake.com/matome/r8Q2zI