【日常茶飯事】チームプレーは、どんなときでも力を発揮する
物事がうまくいかないとき、私たちは、それに、
「失敗」
というラベルを貼ってしまいがちです。
「もう一度踏まえたうえで介入を クルトンはもう違う食べ物」
(苺宮角『短歌研究』2022.07より)
でも、それでは、先に進めなくなってしまうので、
「きっと乗り越えられる」
と信じることが大切です。
答えは、必ずあると自分に言い聞かせ、次にどうすべきか、自分にはわかっていると信じこませるくらいの意気込みが大事ですね(^^)
「何をしていても過ぎゆく風景に蝶番あり時折ひらく」
(山下泉『海の額と夜の頬』より)
穏やかな心境になるコツを会得すると忍耐力がつき、答えはすぐそこにあると確信できるようになると思います。
もっとも賢明な答えは、澄みきった心境から生まれるものなのでしょうね(^^)
「八月の蟻がどんなに強そうに見えるとしてもそれは光だ」
(兵庫ユカ『七月の心臓』より)
物事がうまくいかないとき、すぐに失敗と勝手に判断してあきらめるか、できないのではないかと疑いながらただ続けるか、きっとできると信じて努力するかでは大きな違いがあると思います。
失敗したと落ち込み自信を失うか、不安な気もちで、中途半端な状態を続けるか、希望をもってベストを尽くすかでは、まず、大きな心境の違いがあります。
結果も、長い目で見たら、確実に大きく違ってくると思います。
疑うことから、将来の備えができるのならいいのでしょうが、疑いをもち続けるだけで、何もしないのでは、自分の努力の足を引っ張るだけだと思います。
疑いをもって不安な心で考えるのと、希望をもって穏やかな心で考えるのでは、考えの質も違ってくると思います。
不安な心では、否定的・悲観的など、悪い考えをしやすくなると考えます。
穏やかな心で考えることが、いい答えを生むことにつながるのではないでしょうか。
「短歌はなぞなぞだと思ったらいい。
(中略)
綾美ちゃんの歌は最初っから、これをわかって、これをわかって、になってる」
「ゆらゆらと雲のあいまに浮かぶ月わたしはなにを失[な]くしましたか」
(村上しいこ『うたうとは小さないのちひろいあげ』より)
「何も失ってはいない。月に向かって、胸を張ってそう言いたかった。
(中略)
私も綾美も、何も失ってはいない」
信じられるか、信じられないかではなく、自分と、自分の将来を信じようとすることが、大事なのではないかと思います。
仲間を大切に、一緒にがんばろう!
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