【日常茶飯事】毎朝つづける一言絵日記
「八月の絵日記は風にめくられてさやぎはじめる塗りかけの海」
(桜井健司『融風区域』より)
「右手だけぐうんと長く描かれて子は絵日記に兎撫でいる」
(川本千栄『樹雨降る』より)
与えられた課題をやり抜く根性って大事ですよね。
やりたいことがある。
しかし、いましなければならない課題がある。
「人類がおよそ男女に分かれける前の入江の夜静かなり」
(大津仁昭『天使の課題』より)
やりたいことは、逃げない。
いつでもやれる。
だから、この目の前にある課題をさっさと片づけよう。
与えられた課題を、懸命にやり抜くと評価がでる。
やり抜くことで、技術と能力とガッツが身につく。
どんな困難に対しても、持続力と集中力をもって、立ち向かうことができるようになる。
「壁の線横に流れるものだけが速度のなかで消されずにある」
(高橋みずほ『凸』より)
結局、やりたいことをやり抜く力を獲得することになる。
やりたいことがあっても、他にやるべきことがあって、今すぐには、できないこともあります。
だからと言って、不満ばかりを思って、やるべきことに身が入らないようでは、自分のためによくないと思います。
そういう生活態度が習慣になってしまったら、人間として、堕落することになり、ますますやりたいことが、できなくなってきます。
「秋空は高かりき青かりき広かりき昔昔のさらなる昔」
(青木昭子『申し申し』より)
やるべきこと、やらなくてはならないことがあるのなら、せっかくやるのなら、イヤイヤやるのではなく、一所懸命にやったほうが、いいと思います。
少しでも楽しめたら、なおいいのだけど、そう簡単にはいきませんよね(^^;
どんなことでも、一所懸命にやり抜けば、得られるものがあるはずです。
例えば、技術や能力、集中力や忍耐力、人からの評価や信頼、いい経験と自信。
それらが、自分のやりたいことをやる際に役立つ、と信じていいと思います。
そんな中でも、一所懸命にやり抜く力を獲得することが、一番大きいのかもしれません。
1日を思うことで生まれる新たな発見♪を大切に(^^)
「3番線快速電車が通過します理解できない人は下がって」
(中澤系『uta0001.txt』より)
「やむをえず私は春の質問としてみずうみへ素足をひたす」
(笹井宏之『えーえんとくちから』より)