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【本棚のある生活+α】2023年2月に読んで面白かった本と見応えがあった映画

先週(2023年9月9日(土))から、毎週、週末にでも、月毎に読破した本と鑑賞してみた映画を備忘録として紹介し始めてみました(^^)

月イチペースで、今月、読んでみたい本とかを、先月の内にリストアップして、特に、今月何冊読むとか決めずに、通勤時とか隙間時間等を活用して読んだりしています。

本を読む経験にしても、自分が経験して実感したことは、言葉で伝えられるどんなすばらしい教訓にも勝ります。

多くのことを経験して、そこから自分の財産となる教訓を得ないと^^;

自分が実感して、その意味を本当に理解できたときに、教訓は自分のものになるから(^^)

毎日変化もなく、なんとなく過ごしていたのでは、思考能力も養われることはありません。

誰もがすぐにできる読書によって、自分の思考能力を鍛える環境を作っていったり、知識を増やすだけでなく、考える力もつけていく。

考えたことを頭にとどめたままでは何も残らないので、頭の中にある考え、思い、アイデアを、時間制限内でノートやテキストエディタに書き出す様にしています。

アウトプットすることで、頭の中が整理され、違った角度から見つめることもできます。

読書は充実した人間をつくり。

書くことは正確な人間をつくっていく。

そして、漠然としたことを、より具体化するためにも、読書は、あくまで脇役(サポート役)と位置づけて、書く習慣を主役に据えて継続していきたいですね(^^)

ということで、2023年2月に読めた本や観た映画の中から、特に面白かった本(3選)と見応えがあった映画(2本)のご紹介です。


【特に面白かった本3選】

1.「偶然の聖地」(講談社文庫) 宮内悠介(著)

読書メモ:

登場人物たちは、時空がかかった疾患により説明不能なバグが相次ぐ世界で、世界のバグを治すために、偶然によってしか辿り着けないパキスタンのトライバルエリアの奥にある謎の山「イシュクト山」を目指すSF&ファンタジィー要素も加味した奇想天外且つオブジェクト指向(※)的な旅のお話。

※印:
「ある役割を持ったモノ」ごとにクラス(プログラム全体の設計図)を分割し、モノとモノとの関係性を定義していくことでシステムを作り上げようとするシステム構成の考え方のこと。
・オブジェクト:直訳すれば「物」「対象」という意味。 プログラミングにおいてはデータと処理の集まりを意味している。

イシュクト山に辿りつけるのか?

山は、そもそも何なのか?

そして、混乱した世界の行きつくところは?

通読した印象は、

①西尾維新さんばりの脱格系ミステリ

②二円城塔さんを髣髴とさせるテキスト宇宙小説

みたいな感じでもあり、というか、超虚構ゲーム空間を読者がいる世界に陥入させる感覚に襲われる多次元的で読み応えたっぷりの壮大なエンターテインメントでした(@@)

偶然の聖地をめぐる不思議とともに、当事者にとっての漫然とした日常が、他の人にとっての不思議となることが書きとめられていて、二種類の不思議が混じりあっているのが面白かったですね。

そして、現代に、たくさんの国があるこの世界が存在すること自体も、なんだか不思議で面白いね(^^)

2.「Anthro Vision(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界」ジリアン・テット(著)土方奈美(訳)

読書メモ:

前作「サイロ・エフェクト」も、文化人類学の視点から経済・ビジネスにアプローチすることで生まれたものでした。

「サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠」(文春文庫)ジリアン・テット(著)土方奈美(訳)

本書は、前作以上に、著者の人類学者としての素養が全面的に生かされた内容となっています。

「Anthro Vision(アンソロ・ビジョン)」とは、「人類学(Anthropology/アンソロポロジー)的視点」を指しています。

そもそも、アンソロ・ビジョンに関して著者は、その中身を示す「三つの基本思想」を次のように説明しています。

①ひとつめは、グローバル化の時代には見知らぬ人々に共感し、ダイバーシティ(多様性)を大切にする姿勢を育むことが急務であるという考えだ。これは人類学者が最も得意とするところだ。

②二つめの基本思想は、どれだけ「異質な」ものであっても他者の考えに耳を傾けると他者への共感につながるだけではなく(それはそれで今日切実に必要とされていることだが)、「自らの姿もはっきりと見えてくる」ということだ。

③そして三つめは、この「未知なるものと身近なもの」という概念を理解することで、他者や自らの死角が見えてくるという考えだ。

以上のような3つの特徴を持つからこそ、アンソロ・ビジョンは、ビジネスの世界における気付きや発見に結び付くことが可能となります。

それは、私たちが無意識のうちに持ってしまいがちな、

①思い込みや偏見

②凝り固まった思考フレーム

等の外側から物事を見ることを促してくれるからです。

一方で、旧来的な経済予測等は、どう見ても、上手く機能していない現状があります(^^;

今の様な変化の激しい時代。

例えば、軍事専門家のいうVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代の先行きは、こちらの方も、これまでの視野の狭い常識では、到底推し量れないため、これまでとは違う、

①広い視野

②見知らぬ相手や異質な相手のことを決めつけないオープンマインドな姿勢

等がプライベートやビジネスの世界にも不可欠になっていると、強く感じます。

3.「Web3とメタバースは人間を自由にするか」佐々木 俊尚(著)

読書メモ:

安楽な暮らしか、支配されない自由か。

みなさんなら、どちらを選びますか?

ビッグテックのサービスは、現代のパンとサーカスが迫る選択として、ネットワーク効果によって「支配」と「隷従」を人びとにもたらします(@@)

その構造から自由になろうとすれば、テクノロジーがもたらす安楽な暮らしを諦めることになります(^^;

その様な環境下に置かれないためにも、完全な自由を目指すのではなく、「支配」と「隷従」のありようを変え、「公正に運営される関係」と「承認のシステムを構築」することで、誰もが参加できる新たな社会関係を生み出すと著者は述べています。

ウェブ3は、関係と承認のテクノロジーなんですね。

確かに、メタバースや自動運転といった技術は、コミュニケーションと居場所を拡張だとして、

①人類学者の人と人との距離の理論

②社会学者の移動の社会学や経済学者の近代都市論

を取り上げて、自動運転や分身ロボットのテクノロジーも相互作用しながら、社会や人と人の関係がどのように変わるのかを論じており、興味深く、とても参考になりました。

【見応えがあった映画】

1.「メタモルフォーゼの縁側」

芦田愛菜さんが59歳差の宮本信子さんと「阪急電車 片道15分の奇跡」で祖母と孫として初共演していた映画を観ていたので、

そんな二人が11年の歳月を経て友達として再共演を果たした映画「メタモルフォーゼの縁側」を観てみました(^^)

本作は、「このマンガがすごい!2019」のオンナ編第1位を獲得した鶴谷香央理さんの同名マンガを実写映画化。

「メタモルフォーゼの縁側(1)」鶴谷香央理(著)

名優・宮本信子さんが、BL漫画にときめきを覚える老婦人の素敵な感性を体現しています。

ただ、BL(ボーイズラブ)漫画って読んだことがなかったので、お試しに、「迷ったらまずはこれ!外せない「王道作品」」と紹介されていた、これらの漫画を1巻だけ読んでみました。

「同級生」(EDGE COMIX)中村明日美子(著)

「花鳥風月(1)」(ディアプラス・コミックス)志水ゆき(著)

「いとしの猫っ毛」(シトロンコミックス)雲田はるこ(著)

自分とは違う性別同士の恋愛だからこそ純粋な創作物として楽しむことができるという人が多い様で、なるほどなって思いました(^^)

私の実家も、縁側があって、祖母の趣味で、大きめの庭には、池があったり、大きな松の木や草花が植えられていたけど。

子供の時には、それらには見向きもしないで、祖母に見守られながら縁側で遊んでいた記憶が(^^)

また、母に怒られると、縁側を経由して庭に飛び出して、祖母のところまで逃げ出していた記憶は、今も鮮明に残っているんだけど、ね(^^;

この映画でも、そんな縁側が象徴する大事な人と、好きなものを共有する幸せ。

本気だからこそ傷つき悩まされるけれど、力が湧いてきて頑張れる。

依存することなく、それぞれが孤独と闘いながら自分自身と向き合い、メタモルフォーゼ(=変身)していく2人の友情が清々しく、眩しい映画でしたね。

人生の先輩でもある雪の飾らない言葉の一つ一つが、胸に真っ直ぐに響いてくる映画でもありました。

恥ずかしくても。

不器用でも。

青春を駆け抜けていく。

そして、新しい価値観を吸収してゆっくりと成長していく、そのうららの真剣な横顔や涙に強い共感を抱きます。

好きなものを分かり合える友達と気兼ねなく語り合う。

あの縁側のような場所が、いつまでも、どこかにあってほしいと願います。

「自分にとって恥ずかしいと思っていることでも、きっと受け止めてくれる人がいる。勇気を持って心を開いたことで、そういう人と出会えたなら、すごく人生が変わると思うんです。その意味で前向きになれる作品だと思います」と映画の持つメッセージ性を芦田さんは、そう述べていました。

また、宮本さんも「閉塞感がある日常ですが、映画をご覧になって、自分の好きなことをしっかりと表現することで、なにか大きな変化が生じるかもしれない。そんなことを思わせてくれる作品だと思います」と語っていましたね。

2.「RRR」

映画史上空前の大ヒット作「バーフバリ」シリーズを、

生み出したS・S・ラージャマウリ監督が贈る「かっこよすぎて笑っちゃった」映画ですかね(^^)

本作は、豪華絢爛な宮殿での闘いや壮大な橋からのダイブ、大自然の中でのバラエティあふれるアクションなど、これでもかという程、全細胞が沸き立つようなパワフルアクションが詰め込まれています。

そして、ビーム&ラーマのビルドアップされた身体から繰り出される肉弾戦や、野生の動物たちとの規格外のバトルにも注目です!

また、本作のナレーションは、声優や舞台俳優としても活躍する板倉光隆さんが担当しています。

観ているだけでエネルギーがみなぎる本作。

熱い男たちの友情と葛藤。

そして、アクションの一つ一つが見ている観客の細胞を沸き立たせるパワフルエンターテインメントなので、楽しめる映画だと思います(^^)

【二言三言】

「オーデン詩集」(海外詩文庫) W.H. オーデン(著)沢崎順之介(訳)

「The sense of danger must not disappear.」

これは、ウィンスタン・ヒュー・オーデンの詩「見るまえに跳べ」(原文の英語は“Leap before you look”)の一行目です。

ウィンスタン・ヒュー・オーデンは1907年、イギリス生まれであり、後にアメリカに移住した20世紀を代表する詩人の一人です。

通称、20世紀最大の詩人と言われています。

さて、みなさんは、最近、危険の感覚を無くしてはいないでしょうか?

人間だから、石橋を叩いて叩いて、失敗しないようにということばかり考えて進んでいるようなところがあったりします(^^;

でも、危険への感覚は、常に、時代と呼応しながら磨かなければいけなものだと考えています。

ここから(自身の視点から)見れば、道は緩やかに見えても、実際は、急で険しい道かもしれないことも多いのが現代社会の実情です(^^;

危険なことも、もちろんあるのですが、下ばかり見ていたら、足がすくんで動けなくなってしまいます。

そして、動かない限り、遠くの景色が見えません(^^;

ときには前を見て、思い切って跳ぶことが必要だと思うんですね。

だから、注意深く好きなだけ見続けていてもいいけど・・・・・・

いつかは、飛ばなければならない時がきます。

そうであれば 、見る前に跳べ。

まず跳んでみることだ。

そうオーデンは言いました。

これは、英語のことわざ「Look before you leap.(跳ぶ前に見よ)」の意味が行動を起こす前に、何かが問題を起こさないか、もしくは、悪い結果にならないか確認することで、日本語の「石橋をたたいて渡る」や「転ばぬ先の杖」の様な意味になります。

そして、「Leap before you look.(見る前に跳べ)」は、もともと「Look before you leap.(跳ぶ前に見よ)」のlook(見る)とleap(跳ぶ)をひっくり返した言葉であり、「当たって砕けろ」や「案ずるより産むが易し」といった意味合いになります。

そう言えば、日本を代表するノーベル賞作家、大江健三郎さんの著書「見るまえに跳べ」の冒頭には、この詩を引用した一節(下記参照)があるので、ご存じの方も多いかもしれませんね(^^)

「見るまえに跳べ

危険の感覚が消え失せてはならない

たとえここからはどんなに緩やかに見えようと

君の行く道は短く険しいのだ

見たいなら見るがいい、でも君は跳ばなくてはいけない」

「見るまえに跳べ」(新潮文庫)大江健三郎(著)

私が思うに「見るまえに跳べ」に関連した言葉として、大江健三郎さんは、以下の様な言葉を残していましたね(^^)

「自分たちは人間なんだから、人間のやることとして、それが、いい方向に行くと信じて、そのことを心から望んで、できるだけのことをする。」

「一方的な選択を過去から現在、そして未来へ持続していこうとする一貫性が、その人間の人格ということになる。」

「教わって「知る」、それを自分で使えるようになるのが「分かる」。」

「たとえ、問題がすっかり解決しなかったとしても、じっと考える時間を持ったということは、後で思い出すたびに意味があったことがわかります。」

「人間には回復する力がある。だから、それを信じなきゃいけない。」

確かに、「Leap before you look.(見る前に跳べ)」は、厳しいことや危険なことが待っているかもしれないけど、それでも、まずは、やってみることなんじゃないかってニュアンスを持っている言葉であり、それに近い英語の表現としては、以下の通りです。

「Give it a go.」(とにかくやってみようぜ。)

「Here goes nothing.」(だめもとでやってみようや。)

「Gear is often worse than the danger itself.」(怖れは、しばしば、危険そのものよりも悪いものだ。)

まあ~好きこそ物の上手なれって言うしね(^^)

この詩には、背中を押してくれる以下の様な言葉もあります。

最初の一歩を導くコトバである「立ち上がって たたみなさい 君の悲嘆の地図を」。

苦いがあって、甘いがあることを思い出させてくれる「君の心の庭に辛抱を植えたまえ。その根は苦いが、実は甘い」。

自己管理とは、時間を操ることだったと、気持ちを新たにさせてくれる「聡明な人間の日課は、大志の表れである」。

だから跳ぼう!(leap)

そして、それを楽しんで!(rejoice)みませんか?(^^)/

前回紹介した「オートファジー」の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅栄誉教授の好きな言葉も、このイギリスの詩人、ウィンスタン・ヒュー・オーデンの「見る前に跳べ」という言葉でしたね。

自己管理で大切な時間を操ることで思い出したのですが、ギリシア語で時を表す言葉は、クロノスとカイロスの2つがあります。

前者は、時計やカレンダーで計れる量的な時間です。

後者は、計ることのできない、かけがえのない質的な時を指すほかに、機が熟す時、適切な時や完璧なタイミングといった意味合いがあります。

新約聖書では、時について語られている多くの箇所に、クロノスではなくカイロスが用いられています。

例えば、

「時(カイロス)は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて、福音を信じなさい」(マルコによる福音書1章15節)

「キリストは、私たちがまだ弱かった頃、定められた時(カイロス)に、不敬虔な者のために死んでくださいました」(ローマの信徒への手紙5章6節)

等です。

カイロスとは、過去、現在、未来(クロノス)にとらわれない次元のものであり、私たちに与えられた「時」であり、また、私たちが何かに導かれている「時」でもあります。

そう感じられたのが、細やかな事だけど、毎年異なるテーマを決めて開催される東京都写真美術館の「日本の新進作家」展は、今年でシリーズ20回目の開催を迎えており、今年のテーマは、なんと「見るまえに跳べ」(@@)

東京都写真美術館/見るまえに跳べ 日本の新進作家Vol.20

うつゆみこ《岡崎おうはんコンゴウインコ》2022年 © Yumiko Utsu.

東京都写真美術館では、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するため、新しい創造活動の展開の場として「日本の新進作家」展を2002年より開催しているそうです。

因みに、前回(第19回目)は、写真・映像イメージの持つテクスチュア(手触り)を起点に、写されたイメージのみならず、イメージの支持体となるメディアそれ自体への考察をうながすテーマである「見るは触れる」でした。

参考までに、5名の新進作家の試みをご紹介しておきますね。

水木 塁 インタビュー【見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19】

岩井 優インタビュー【見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19】

永田康祐インタビュー【見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19】

多和田有希インタビュー【見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19】

澤田 華インタビュー【見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19】

私も、時を操って(機会を作って)、(質的な時(カイロス)に導かれて?)ちょっと行ってみようかなって考えています(ニヤリ)

【リストアップした書籍】

「リアリティ番組の社会学 「リアル・ワールド」「サバイバー」から「バチェラー」まで」ダニエル リンデマン(著)高里ひろ(訳)

「記憶の図書館 ボルヘス対話集成」ホルヘ・ルイス・ボルヘス/オスバルド・フェラーリ(著)垂野創一郎(訳)

「扉の国のチコ」巖谷國士(文)中江嘉男(構成)上野紀子(絵)

「競争の科学——賢く戦い、結果を出す」ポー・ブロンソン/アシュリー・メリーマン(著)児島修(訳)

「おいしく食べる 食材の手帖」野〓洋光(著)

「自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」」荒木博行(著)

「こころがふわっと軽くなるACT ガチガチな心を柔らかくするトレーニング」(アクセプタンス&コミットメント・セラピー) 刎田文記(著)

「偶然の聖地」(講談社文庫) 宮内悠介(著)

「言語はこうして生まれる―「即興する脳」とジェスチャーゲーム―」モーテン・H・クリスチャンセン/ニック・チェイター(著)塩原通緒(訳)

「毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集」枡野浩一(著)

「ビターエンドロール(1)」(アフタヌーンコミックス)佐倉旬(著)

「10品を繰り返し作りましょう~わたしの大事な料理の話」ウー・ウェン(著)

「Anthro Vision(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界」ジリアン・テット(著)土方奈美(訳)

「二木先生」(ポプラ文庫) 夏木志朋(著)

「Web3とメタバースは人間を自由にするか」佐々木 俊尚(著)

「ルポ 特殊詐欺」(ちくま新書) 田崎基(著)

「経済学のどこが問題なのか」ロバート・スキデルスキー(著)鍋島直樹(訳)

「本を書く」(ポケットスタンダード)アニー ディラード(著)柳沢由実子(訳)

「昨日までの世界(上)文明の源流と人類の未来」(日経ビジネス文庫)ジャレド・ダイアモンド(著)倉骨彰(訳)

「昨日までの世界(下)文明の源流と人類の未来」(日経ビジネス文庫)ジャレド・ダイアモンド(著)倉骨彰(訳)

「実力も運のうち 能力主義は正義か?」 (ハヤカワ文庫NF) マイケル・サンデル(著)本田由紀/鬼澤忍(訳)

「猫ひろしのマラソン最速メソッド 市民ランナーのサブスリー達成術」(SB新書)猫ひろし(著)

「悪い言語哲学入門」(ちくま新書)和泉悠(著)

「リバタリアンが社会実験してみた町の話 自由至上主義者のユートピアは実現できたのか」マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング(著)上京恵(訳)

「科学から理解する 自閉スペクトラム症の感覚世界」井手正和(著)

「NEO HUMAN ネオ・ヒューマン 究極の自由を得る未来」ピーター・スコット-モーガン(著)藤田美菜子(訳)

「滅私」羽田圭介(著)

「アニマ」ワジディ・ムアワッド(著)大島ゆい(訳)

「悪意の科学 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?」サイモン・マッカーシー=ジョーンズ (著)プレシ南日子(訳)

「ゴーイング・ダーク」ユリア・エブナー(著)西川美樹/木澤佐登志(訳)

「大学教授がマッチングアプリに挑戦してみたら、経営学から経済学、マーケティングまで学べた件について。」高橋勅徳(著)

「コミックソングがJ-POPを作った 軽薄の音楽史」矢野利裕(著)

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