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ひがまずに生きる

ひがむって、日本語独特の表現ですが、よく使いますね。

辞書によると、嫉妬、劣等感、偏見、なんていう訳語も含まれています。

要するに、劣等感から嫉妬になり、それは完全な偏見、と言ったところでしょうか・・・・・・

あなたには、最近自分がひがんでいるなあと思うことはありますか。

ひがみ感情には、人と比較するクセを持っていると陥りやすいかもしれません。

意識していなくてもひがんでいる自分がいたり。

誰かが幸せになっているのを見たり聞いたり、または自分よりキレイな人とか、優秀な人とかを見ると、悔しさからひがむこともあるかもしれません。

または、周りにひがまれて大変とか。

誰かにひがまれた経験のある方も多いでしょう。

ひがまずに生きるほうが断然楽なので、自分の中にひがみ感情が湧き出てきたら、切り替える努力をしたいものです。

ここでは、嫉妬や劣等感を否定する、というのではありません。

だって、人間なら嫉妬することも、劣等感に襲われることもあります。

そうした感情を持つ自分に対して自己批判したり、嫌悪感を持たなくても大丈夫。

嫉妬や劣等感があるのがわかったら、「ああ、私の中にもそういう感情があるな。」と認めた上で、じゃあ私はどうしたいんだろう、どういう選択したいんだろう、というのがポイントです。

そもそも、ひがんだままでいたい人などいないはず。

だけど、嫉妬、劣等感を感じたことをきっかけに何をするか、プラスの方向へ持っていくためには自分は何をしたいか、何をするつもりがあるか、というような質問を自分に常にしていないと、ひがみ感情に流されたままになってしまいます。

そうして気づけば、ひがみ感情にすっかり消耗されて、自分をさらに不幸のスパイラル、ネガティブスパイラルに引きずり込んでしまうパターンになるのです。

ひがんだままじゃ、まず自分が楽しくないし不幸だし、自分だけじゃなくて、周りだってハッピーにはなれません。

周りでも、ひがんでいる人で幸せそうな人はいませんよね。

あなた自身も、ひがんでいるときには、そんな風にアンハッピーそうに見えているのかも。

そう思うとちょっと怖いのが、このひがみ感情です。

一時的にそう思うのはよいとして、その感情を持ち続けるのかどうか、常に自分の選択を意識しましょう。

ひがんでいるときは、自分の中に何か変えたい、どうにかしたいことがあるときです。

よいチャンスと思って、自分がどうしたいのか考えてみましょう。

そして、どんな考え方を取り入れたら、どんな行動パターンを取り入れたら、その何かを変えられるか、自分のどうしたいを実現できるか、考えてやってみてください。

ひがみパターンが襲ってくるときにそう考えるのは最初は大変かもしれないけれど、やっているうちに慣れてきます。

ひがまずに生きるために、気持ちを切り替えるパターンを身につけるのも、ひとつのスキルです。


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