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『ChatGPT4の使い倒し術』_(ビジネス活用編)


前回の記事では、趣味でチャットGPT4を使う方法について話しました。

今日は、チャットGPT4でビジネスの生産性を上げる方法を紹介します。
最後までお読みいただければ、皆さんの仕事に役立つでしょう。

1. AIを使う前に、心がけておくべきこと。


まず最初に心がけておくことがあります。
それは、AIはこれまで私たちが慣れ親しんだPCソフトと異なる点です。

例えば、エクセルはデータを入力すれば計算式に従って期待通りの答えが返ります。

しかし、AIはユーザーの入力したデータとネット情報を比較分析して解答しますので、時には期待通りの答えが返らないことがあります。

さらに、AIはユーザーのやり取りを通じて「成長」する性質も持っていますので、その時の成長度合でユーザーの期待に応えられないことがあります。

2. 仕事でAIを使い倒す方法


多くの人は、「〇〇市場について調べて」といった漠然とした質問をしますが、これだと一般論や間違った答えしか返ってきません。

期待した答えを得る為には、もっと具体的な指示や情報を与える必要がありますが、初めてAIと接する人にとってこれが中々難しい。。。

AIに指示を与えることをプロンプトと言うのですが、多くの人達はプロンプトの書き方がわからず、「チャットGPTって、何が便利なのか分からない」となってしまいます。

では、どうすればよいのか?

ビジネスマンは、日常的に上司やメンバーと様々な質疑応答があります。
まず、これを素直にプロンプトにしてしまうのはどうでしょうか?

例えば、メンバー間のコミュニケーションや報告書を読み解く作業にチャットGPT4を使用することができます。チャットGPT4の音声入力を使って情報を入力し、AIに分析させる方法です。例えば、以下のようにするのです。

【チャットGPTに音声入力する】
2023年4月6日、アジア市場向け△△用農業機械の価格打ち合わせを〇〇社と実施した。
・販売単価41,100円、販売単価43,155円と決定した。
・〇〇社はどこ商社もコンタクトをとっていない。
・今後、重要なビジネスパートナーになる可能性。

音声入力したら、後はドラッカーのマネジメントに沿って分析させると。。。こうなります。

【チャットGPTの分析結果】
日付け:2023年4月6日
テーマ: アジア市場向け△△農業機械の価格設定
担当者: Aさん

1. What(現状分析)
アジア市場向け△△農業機械の価格打ち合わせを〇〇社と実施。
・販売単価を41,100円、売り単価を43,155円と設定。

2. Why(仮説)
〇〇社は、他商社とのコンタクトがない為、価格設定の自由度が高い。
・〇〇社は、市場の需要とコスト構造を分かっている。

3. Why(課題)
〇〇社と良好な条件の価格交渉をして、パートナーシップを構築する。
・市場での競争力を維持しつつ、適切な利益を確保する戦略を立てる。

4. How(戦術)
価格交渉では、製品の品質とコストパフォーマンスを強調。
・競合との価格比較を行い、市場ニーズに合わせた価格戦略を策定。

この様に、音声を入力するだけでチャットGPTは「what 現状分析」「why 仮説&課題設定」「how戦術」に整理してくれます。

3.チャットGPTは、メンバーとのコミュニケーションにも活かせます。

更にこれを継続していくと、月末に今月の纏めと来月の課題や、メンバーの強みや行動特性も分析してくれます。

【〇〇さんの成果】
・特定アジア市場向け農業機械に関して、仕入単価41,100円、販売単価43,155円で〇〇社と合意し、市場の先取りを行ったこと。
・未開拓市場において競争上の優位性を確立し、将来的な重要なビジネスパートナーとの関係を築く基盤を作ったこと。

【〇〇さんの強み】
・専門知識: 特定市場に関する深い理解と専門的知識。
・交渉スキル: 価格交渉を成立させる高い交渉能力。
・市場分析: 他社が注目していない市場機会の洞察。

【〇〇さんの行動特性】
・先見の明: 新しい市場機会を見極める洞察力。
・計画性: 長期的なビジネス関係の構築を見据えた戦略的な行動。
・柔軟性: 変化する市場状況に応じた適応力。


これをベースに〇〇さんと話合えば、インナーコミュニケーションが円滑に進みます。

まずはこれから始めてみてはどうでしょうか?手軽に始められる方法なので、ビジネスマンにも取り組みやすいと思います。

もし詳細を知りたい方は、メッセージをお送りください。

追記
上記のアウトプットは、チャットGPTにプロンプトを教え込ませた結果です。詳しい方法をお知リになりたい方は、ご連絡ください。



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