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おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。
2025年ついに河野企画、河野一之始動です!本年もどうぞよろしくお願いします!またみなさまの令和七年がご多幸で溢れますようお祈り申し上げます。
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お知らせ
各種お知らせは以下のアカウントよりご覧ください。
2025年2/1(土)16:30開場
ブラスバンド獅子座其の参
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2/24(祝月)Riverside British Brass 第23回定期演奏会
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今を見つめる
新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。またみなさまの令和七年がご多幸に溢れる素晴らしい年になるようお祈り申し上げます。
さて、新年ということで多くのSNSやnoteで今年の目標!とか今後こうしていきたい!という指標みたいなものを目にし素晴らしいなと思うのですが、河野は天邪鬼なのか『多くの方がやっていることにあまり興味が持てなくなる』という特性からか、正直今はあまりそういった”先”へフォーカスする意欲みたいなものはありません。
それよりも、日々の”今この瞬間”にフォーカスをしたり、”過去に想いを馳せたり”しゆったり生きるという事に喜びを感じています。
資本主義は先へ先へと僕らを急かす
今から書くのは誰かや何かを批判している訳ではありませんのでお気をつけください。
電車やTV、Youtube、SNSを見れば商品やサービスを売りたい方々による広告で溢れ返り、世の中の風潮的には”成長!成長!”と追い立てられます。
”そうしたい”時にはそれはとても良いと思うのですが、まるで今まさにこれからやろうとしているのに親や先生に「〇〇しないの?」と聞かれ、やる気を削がれるように疲れる広告ばかりになりました。
まるで、ゆっくり休憩をしたり、立ち止まって本当に大切なことをじっくり味わったり考えたりすることに罪悪感を与えたり、焦燥感を与えたいかのような常時警笛を与えられてる気分です。
未来は今から生まれ、今は過去から生まれる
”先へ先へ”も良いのですが、その”先”という時間的未来は”今”から生まれています。そしてその”今”は1秒前に過ぎ去った過去から生まれています。
つまり、過去を肯定し、今を大事にしなくては自分にとって良い未来などこないわけです。
今を見つめる
今自分自身はどうしたいのか、空っぽなのであればそれはそれで良く、何かしたいことがあればし、やめたいことがあればやめる。
もし何かしらの不安があるのであれば、それはどこから来ているのか内観してみたり、心地よい気持ちであるのであればそれに感謝しと”自分自身にとにかく集中をし、今の現状を見つめ、ただただ味わう”のです。
先のことも、過去にあったことも人それぞれ色々あります。でもそれは一旦脇に置いて、”今この瞬間自分はどうなっているのか”にフォーカスをする、またそれを習慣化することで自分にとって最善の手段を選べるのではないかと思うのです。
仏教にルーツを持つマインドフルネスは、ブッダの教えを紀元前3世紀頃にまとめた原始仏典の中に垣間見ることができます。
ブッダはさまざまな苦しみから逃れる具体的な実践法のひとつに八正道、正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定という教えを説いています。
その中のひとつである「正念」がマインドフルネスにあたります。
正念とは「心と体を客観的によく観察して、貪る気持ちを克服した“正しい気づき”(正しい気づかい)」 のことをいいます。
この正念を英語訳すると「(正しい)マインドフルネス」になります。
「よくなりたい」という気 持ちだけではストレスが溜まります。
そのようなときにこそ立ち止まって心身を観察する正念を持つことが大切とブッダは説いています。
まとめ
未来を考えることも良い、過去を想うことも良い。ですがこの二つは今があってこそです。
令和七年一月四日、『今年は〇〇するぞ!』と気合いをいれるのも良い、『過去にあんなことがあったから〇〇なようにしたい』と思うのも良く、そして『今を大事に淡々と生きていこう』とフォーカスするのも良い
つまり何でも良いわけです。”こうでなくてはならない”、”こうするべきだ”と何かや誰かが提唱したものと比べ、自分の人生を縛らずに生きていきたいものです。
自分にフォーカスし、自分がやりたい!と思った衝動を大事にそこへ全力を尽くせるよう環境を整備し、常にベストを尽くしていれば自ずとすごい世界が待っているのではないかなと思います。河野はこの持論を証明してみたいと思います。
本年もみなさまにおかれましては素晴らしい年となりますように。河野企画、河野一之へのご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。
Thank you
Kazz
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