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アートの懐の広さを知る(啓明学院高校)
この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2024年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラム概要
■開催日時
2024年8月23日(金)・24日(土)
■参加者
高校2年生16名+教員2名
■問い合わせ日
2024年度
■認知経路
昨年度からのリピート利用
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スケジュール
■1日目
11:30 犬島港 到着
12:00 犬島チケットセンターカフェで昼食
13:00 2班にわかれて下記3か所を鑑賞
・犬島精錬所美術館
・犬島「家プロジェクト」
・犬島 くらしの植物園
16:00 犬島港 出発、直島へ
■2日目
9:15 直島コメづくりプロジェクト 見学
10:00 地中美術館 鑑賞
12:00 家プロジェクト 南寺・護王神社 鑑賞
13:15 昼食
13:50 グループワーク・発表
14:55 宮浦港 出発
特徴
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プログラムの特徴
昨年と同じく、夏休みの希望者向けのプログラムという依頼を受けたため、昨年参加した生徒も新しい発見があるよう下記を工夫した。
島ごとの特徴がわかるように2つの島に行く。(昨年は直島のみ)
アート作品を見学するだけなく、実際の作業や人との交流を中心に活動するプロジェクトを見学してもらい、アートの概念の幅を広げてもらった。(犬島 くらしの植物園・直島コメづくりプロジェクト)
プログラムの最後に2日間を振り返って、実際にアートがどのような役割を果たしているかを考えてもらった。(昨年はアート鑑賞がメイン)
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参加者の反応
地中美術館がとても楽しかったです。ただ見るだけの美術館ではなく、普段触れることができないアートを体験出来て楽しかった。
「コメづくりもアート」ということに、すごく斬新で面白いなと思った一方で、アートに対しての概念や線引きがよくわからなくなった。
企画担当者からの評価
■満足度
4 / 5 点
■再利用意向
4 / 5 点
■コメント
スタッフの方たちの生徒への関わり方が絶妙な間合いで寄り添ってくださるので生徒たちの鑑賞の助けになりました。
熱中症のリスクはありますが、せっかくなら行った先で少しでも多くの作品に触れる時間を取っていただきたかった。
まとめ・考察
直島コメづくりプロジェクトもアートであるという説明は、あまり納得感が得られなかった様子。このプロジェクトが起こった背景も含めて説明するなど、もう少し工夫が必要だった。
最後のグループワークのテーマを「アートの役割を考える」にしたことで、アート作品がどういうものとして作られたか、だけではなく、完成した後どのような影響があったかまで考察することができた。(髙田)