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バスケなめんなよ ミニバス~コーチ就任編

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母校でもあり、息子が所属する超弱小校の鳥川中学校バスケ部の外部コーチとして、親子で県大会を目指す物語(一部フィクション) コーチ就任に至るまでをまとめたマガジンとなります。 こ…
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#保護者

日記 第0章・・・ミニバス編

日記 第0章・・・ミニバス編

息子の名前は「涼」 りょう

小学3年生になった涼は急に
「野球がやりたい!」と言ったので、速攻で金属バットを買いに行ったのですがその3日後に、やっぱりバスケやるわ!・・・
バット代6,000円返せ・・
っていう感じで、彼のバスケ人生が始まりましたw

正直、私は彼のバスケに関わるつもりは全くありませんでした。ミニバス入団直後の練習試合にはコーチや保護者にお世話になるので挨拶に行きましたがそれから

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バスケなめんなよ 2話

バスケなめんなよ 2話

やる気がないの?

3年生は引退し、新キャプテンも決まりいよいよ新しい時代が始まりました。

私は涼に色々と聞いてみました。

私「新キャプテンはどんな感じなの?」

涼「…わからん」

私「はぁ?わからんて何だよ!2年の中では一番上手いのか?」

涼「2年の中ではね…でも俺と大翔の方が全然上手いからやりづらい…」

大翔(ひろと)と言う子は、涼がミニバスから一緒にやっていた子です。
前にも出てき

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バスケなめんなよ 6話

バスケなめんなよ 6話

本格始動?キャプテンは?

3年生最後の大会も終わり、とうとう涼たちがメインの時代が来ました。
まず決めなくてはいけないのは「キャプテン」を決める事です。

涼に聞いてみました

私「そう言えばキャプテンどうするの?」

涼「そんなの俺しかいないじゃん!」

私「いや、お前以外にも部員はいるじゃんw」

涼「俺がやるんだよ!それ以外選択肢は無い!」

私「…どうやって決めるの?」

涼「投票!なぜ

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バスケなめんなよ 15話 

バスケなめんなよ 15話 

教える事を完璧にしておこう

帰宅後

私「涼!ちょっと来て!」

涼「……なに」

私「全然ボール運べなかったなwオールで当たられて怖かっただろ?もう惨めすぎて逃げたかっただろう?」

涼「………ポロ(涙を流す)…うん…」

私「俺も経験あるよ…でも、PGはそれが仕事なんだよ。だから、チームで一番ドリブルが上手くなきゃいけないし、一人でもボールを運べるようになっておかなきゃいけないんだよ…それが

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