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言い値でいいね ケーガンの協同学習①

昨日参加した田中光夫先生が主催するワークショップに参加しました。
参加しっぱなしだと、その場で感動するばかりで再現できないので、振り返りをnoteに書き留めようと思います。(振り返りは大事。本当に大事。)

 まず、「あ〜〜資料のコピー忘れた!」というみっちゃんの声から、取り残された初めて会う8人で、やりたいゲームをするという放置から始まりました。
やったのは5・7・5・7・7ゲーム。これは楽しいな〜。欲しい。
偶然引いた5と7のカードを組み合わせて、3枚チェンジできる権利を2周した後、カードを短歌の音数で並べて、ナンバーワンを選ぶというもの。
「変な言葉しか来ない。」と嘆く人の組み合わせが、見る人によっては面白かったりするのが良かった。短歌を作るハードルが下がります。カードに載っている言葉もいい。「黄昏」という王道あり、「あざといね」という使ってみたくなる言葉もあり。国語科としてはここに食いつきました。

 次は4人ずつに分かれてサンドウィッチを作るミッションです。ここからが協同学習のワークショップになります。調理実習がワークショップ???このチョイスが素晴らしい。

スペンサー・ケーガンが提示する4つの要に沿って活動をします。
1 互恵的な協力関係がある。
2 個人の責任が明確である。
3 参加の平等性が保たれている。
4 活動の同時性が配慮されている。

サンドウィッチ作りの中で具体的にの4つを説明すると
1 お互いのためにサボらず全力でサンドウィッチを作ろう!
2 自分から役割を立候補する。暇になったら、できることを探して行う。
  誰かが役割を割り振ったりしない。あくまでも自ら、主体的にというところを
  意識する。
3 誰か一人が頑張るのは🆖。同等の作業量、負担を目指す。
4 今、この4人が一緒に活動できている。タダ乗りなし。傍観者なし。

お料理中、みっちゃんが「どうですか〜?」と柔らかな雰囲気で度々覗きに来てくれます。これがプロセスを振り返る「形勢的自己評価」になります。
作業の途中の振り返りです。「今の進み具合はどうですか?」「困ったことはありますか?」「私にできることはありますか。」などと声をかけます。

出来上がった料理を前に、振り返りを行います。
1 完成した成果物について、他の学習者へ説明します。これが自己評価にあたり
  ます。
2 それを聞いた他の学習者から批評・批判を受けます。これが他者評価です。
  批評・批判は褒め言葉でもOKだそうです。

1の視点
・お互いのために力を出し合えたか?
・あなたの役割が果たせたか?
・みんな同じくらい力を出せたか?
・クラス全体が前向きに活動できたか?


♡ワークショップ中♡



♡テーマ「がっつりランチ」♡

午前の活動は終了です。

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