【運動】 詩。
ネット渡りをしてゐる人が
疲れた、なんど云ふやうになると
それ見たことか、と 同時
何か暗い兆しが見えはしないか?
さう他人事みたいに
そろりそろり、始めたが 当該
己自身の話だつたりするんだ。
さほどの運動量には見えないでせう。
だけど草臥れは
事實なんだよねー
兎に角いゝ加減な話題くつちやべつてゐる如きが
既に信号点滅の領域
なのだ、嵌まつた、沼ですよ。底の見えぬ。
己はサーフィンはしない
一つのマターに尾ひれ付けた「妄想」はだけるだけ。
こいつを貰つてくれる人は
ゐないのか、
重いです。
そしてそれを抱へる毎夜に
エネルギーのしづくをぽたぽた落つことして
晝間、疲れ、傷つき、自分の多弁に
耳を塞ぐ..
そんな人、昔からゐたよ!
さうして感染してくる
ネガティヴな熱。
おでこいゝですかー、ピッ。
36.5°C
平熱ですね!
- だが、逝く時のあつけなさ知つてるのに
ネットとコロナは絡み合つてゐるの、
分からないのか!?
これがホントの
現代病だつてオチなんだろ?
※
ぜひ持つて行きなさい、と
勧められた
バナナを むしやむしや。
己は 走る、
ディキシーな夜を。
〈八丁堀苗字伊賀なれ服部なれ中村つて云や珍しうござる くにを〉
はー危ない危ない。
©都築郷士
筆者近影。
〈煤払ひした髪が白くまた一歳 くにを〉