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【運動】 詩。

ネット渡りをしてゐる人が
疲れた、なんど云ふやうになると
それ見たことか、と 同時
何か暗い兆しが見えはしないか?

さう他人事みたいに
そろりそろり、始めたが 当該
己自身の話だつたりするんだ。

さほどの運動量には見えないでせう。
だけど草臥れは
事實なんだよねー
兎に角いゝ加減な話題くつちやべつてゐる如きが

既に信号点滅の領域
なのだ、嵌まつた、沼ですよ。底の見えぬ。

己はサーフィンはしない
一つのマターに尾ひれ付けた「妄想」はだけるだけ。
こいつを貰つてくれる人は
ゐないのか、
重いです。

そしてそれを抱へる毎夜に
エネルギーのしづくをぽたぽた落つことして
晝間、疲れ、傷つき、自分の多弁に
耳を塞ぐ..

そんな人、昔からゐたよ!

さうして感染してくる
ネガティヴな熱。
おでこいゝですかー、ピッ。
36.5°C
平熱ですね!

- だが、逝く時のあつけなさ知つてるのに
ネットとコロナは絡み合つてゐるの、

分からないのか!?
これがホントの
現代病だつてオチなんだろ?

ぜひ持つて行きなさい、と
勧められた
バナナを むしやむしや。
己は 走る、
ディキシーな夜を。

〈八丁堀苗字伊賀なれ服部なれ中村つて云や珍しうござる くにを〉

はー危ない危ない。

©都築郷士

筆者近影。

〈煤払ひした髪が白くまた一歳 くにを〉

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