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『二つの冬の妄想』by 都築郷士
【まこと、とは】
酒さめて千鳥のまこときく夜かな 井月
血涙!
路上生活者であつた井月さんは
酒さめ、たのも
路上であつたらう。
信州にしては寒さ厳しからず
と言ふ伊那の谷
しかし寒は寒、冬は冬である。
さう云ふところ、
井月さんは一種半超人であつた..
大袈裟ぢやない
数々のエピソードが
語るのだ
彼の正体は - なんだ、
秘密 また 秘密
なのではないか!
©都築郷士
【無削除版】
〈花引けば道風卿の繰り返しこりやもう暮れとアラートなのか くにを〉
おいちよかぶのギャグ
はいもうその藝人終はりです
花引けども かぶは
樂屋の遺物でせう
お正月の話題に坊主めくりが
よく出るのとは違ひます。
これから、と言ふコンビは止めときませうね、
かぶの咄ハナシは。
この詩は明石家さんま師匠に捧げます。
©都築郷士