社会人も、スーパーサイヤ人になれる 〜あなたが強くなるための視点〜
ドラゴンボールのテレビアニメの新作が放送開始となりました。
もう世代ど真ん中のぼくは、毎週の放送が楽しみで仕方ないのですが…
ドラゴンボールといえば、主人公は孫悟空というキャラクター。
きっとご存知かと思います。
漫画を読んだことがない、アニメを観たことがない方でも、なんとなく「なんか戦いが好きな主人公でしょ?」というイメージは持っていらっしゃるかもしれませんね。
たしかに実際にそうなのですが、それとは別に、孫悟空に関して特筆してみたいポイントがありまして。
孫悟空って「自分の意思でバンバン進んでバンバン決めていくタイプ」ではなくて…
「必要とされることに応えるタイプ」なんです。
言い換えると、あんまり主人公気質じゃないといいますか。
漫画の初期では、ブルマという女性キャラに「用心棒になってくれ」といわれて旅に出ることになったり…
チチという女性キャラに「結婚してほしい」といわれ「じゃ結婚すっか」とアッサリ結婚したり…
地球外から強大な敵がやってきて地球がピンチになり、仲間たちが「悟空〜!!」と叫ぶと、そこに駆けつけたり…
なにかと「求められると応える」タイプなんですよね。
さらには、悟飯と悟天という息子たちが生まれると…
「お前たちがこれからは地球を守っていくんだぞ」と、そのポジションをどんどん次世代に譲っていこうとする感じがあったり。
どこかちょっと「達観」した物の見方をするところもあります。
でも、なんとなく世間の人たちがイメージする「孫悟空像」って、これと離れてるような気がしてます。
一方で…
週刊少年ジャンプの王道バトル漫画の主人公として、孫悟空と並んでよく名前が挙がる『ワンピース』のルフィは全然違うタイプだったりしますね。
「海賊王に、おれはなる!」のセリフに表れるように、まさに「自分の意思でバンバン進んでバンバン決めていくタイプ」なんですね。
麦わらの一味という海賊団を率いて、どんどん旅を続けていきます。
まさにチームのリーダー、漫画の主人公という感じ。
でも、孫悟空からはこの「リーダー感」がまるで感じられなくて。
求められると頑張って、いつも守ってくれて、達観していて、優しい。
そんなキャラクター像だったなって思います。
それとドラゴンボールといえば、追い込まれると、覚醒して強くなるというシステムがありまして、その最たる例が…
「スーパーサイヤ人」
という変身です。
金色の髪になり、金色のオーラをまとって、強くなる。
もうかっこよすぎましたね。
で、このスーパーサイヤ人に最初に変身したきっかけは…
仲間のクリリンが敵にやられて命を落としたことに対する「怒り」でした。
つまりは
「仲間を想って」強くなったんですよね。
これっておおげさじゃなく、やっぱり現実社会でもありえるなんじゃないかって思うんですよね。
「自分のため」だったらそこまで頑張れないけど…
「誰かのため」だったら、通常以上の力を発揮してしまう、みたいな。
ぼくが仕事・事業をしていて最高にやりがいを感じる瞬間というのも、結局は
「ぼくがやった仕事が誰かのためになった」
のを感じられた瞬間なんですよね。そしてそれが
「よし!次もまた頑張ろう!さらに頑張ろう!」
という原動力になっていくわけで。
それこそ、スーパーサイヤ人のようにどんどん進化して強くなっていける感覚があります。
そう考えると、孫悟空の行動原理は、もしかしたらそもそもいつも…
「誰かのために」になっていて「そのために必要だから強くなる」
という形だったのかもしれません。
そりゃあ、かっこいいはずですね 笑
社会人であるぼくらも「誰かのために、強くなる必要がある」というシチュエーションに置かれたとき…
スーパーサイヤ人になれるのかもしれません。
あなたは、誰のために強くなりたいと感じますか?
ぼくも引き続き、そんな強さを追い求めて生きていきたい!なんて、ドラゴンボールを見ていて思ったのでした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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