【人生を変える?!】継続のヒント #40 ✨継続までの道のり✨連載2/5
#38の記事で導入のとおり
本記事では次の人向けに、『継続のコツをご紹介』します。
#39で毎日継続することが大切ということを記事にしました。
今回は、毎日継続するために具体的に何をすればいいかご紹介します。
継続のコツ
1. 毎日やらないと気持ち悪い状況を作る
①カレンダーに記録する
継続できた日にはカレンダーにしるしをつけましょう。
アプリでも紙のカレンダーでもなんでもいいです。
「毎日継続する」=「カレンダーにしるしする」を目標にします。
次のメリットがあります。
例えば、夏休みのラジオ体操。
朝早く起きて、ラジオ体操に行くのは面倒。
でも、寝ていたい誘惑に打ち勝てば、カードにスタンプを押してもらえます。1個だったスタンプが2、3、4、5個と増えていくのはすごくうれしいことです。
スタンプをもらえること(報酬)の小さな喜びが、次の行動の原動力になります。さらに、8月1日~31日までの全ての日にスタンプがついたカードは達成感、自信、誇りを与えてくれるでしょう。
8/29まで連続記録が続いていれば、ここで途切れさせるのは気持ち悪いので、高熱を出しても、ラジオ体操に足を運ぶことでしょう。
②発信する
あなたの継続習慣ををSNSで発信してしまうのです。
次のメリットがあります。
私の場合は、次の宣言をして、やめにくい環境を作っています。
・note 毎日記事投稿(優先:質 < 量)*賛否両論あります
・X(旧Twitter) 毎日やる気を高める言葉投稿
・youtube 筋トレ動画投稿(1000日後に細マッチョになると宣言)
2. 次のやりたいの起爆剤を残す
次の続けるためのTipsは、やりたいの起爆剤を翌日に残しておくことです。
例えば、本を毎日10分以上読むと決めているなら、
10分たった時に読んでいる部分でピタッとやめてしまいます。
キリのいいところまであえて読み進めません。
すると、続きが気になってしかたないですよね。
翌日まで、続きを読みたい気持ちが継続します。
それが狙いです。
その気持ちが「次のやりたいの起爆剤」です。
毎日、本を読むのを面倒と思っていたとしても、
翌日は「面倒だな」じゃなく自主的に本を開いているでしょう。
3. 「やめる」を予防する
「行動を促すものを取り入れる」と「行動を阻害するものを遠ざける」の両面から戦略を立てましょう。
このTipsは直接的に行動に関わる前者でなく、後者の方、いわゆる予防策です。
① 習慣形成にかかる時間を知る
ロンドン大学のPhillippa Lallyらの研究チームによると
「習慣形成の平均日数は66日」とのことです。[1]
つまり、最低でも66日ぐらいは継続しないと習慣づかないのです。
すぐには成果は出ません。
長い目でみた行動が必要となることがわかりますね。
② 壁にはぶち当たるということを知る
みなさんはプラトー現象をご存じでしょうか。
継続しているのに、成長が止まってしまう現象です。
例えば、筋トレの初心者は、トレーニングの度に、扱える重量が増えます。
しかし、その成長はずっとは続きません。
毎日5kgずつ増えていたダンベルの重量が、ある日を境に、2kgずつしか増えなくなったり、半年の間、同じ重量と向き合い続けることすらあるでしょう。
この、はじめの成長スピードから予想される成長速度がずっとは続かない、停滞期のことをプラトーと言います。
当然と言えば、当然ですね。
毎日一定の成長が続くなら、世の中マッチョだらけです。
これは、仕事、勉強、スポーツなど、ありとあらゆる分野で発生します。
しかし、プラトーは永遠に続くものではありません。
根気強く続ければ、また成長するので、ご安心を。
成長しているうちは、楽しくて継続できるのが普通です。
勝負は、成長しなくなった時に、継続の価値を見出して、行動を続けられるかどうかです。
この現象を知らなければ、停滞の壁にぶち当たった時に、へこたれてしまうかもしれません。
「こんなこと続けていて意味あるのかな・・・」でなく、「今はプラトーなだけ。これを乗り越えれば、もっと成長できるぞ」と切り替える。
これができるかどうかで、あなたの将来は大きく変わります。
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回は継続のコツを3つ紹介しました。
この記事を参考に、日々努力を継続し、成長をコツコツと積み重ねてください。
少しでもみなさんの参考になり、明日からの行動のきっかけになれば幸いです。
以上、ばろちまるでした!
[1]Phillippa Lally et. al., EJSP, How are habits formed: Modelling habit formation in the real world, 40, 6, p998, 2010