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パラダイムシフトとスキルシフト~「X-Techビジネス大全」#3

<パラダイムシフト>

テクノロジーで産業を効率化させるのではなく、パラダイムシフトで新たな産業を創出するというのが、X-TechだったりDXの本質ではないかと思う

たとえばMaaSで、、自動車産業が移動サービス産業になるように

メディア関連で考えると、下記がヒントになる

広告は「どれだけ広告を打つか」から「どれだけ効果のある広告を出すか」に変わったのです

「いかに情報を届けるか」から「どれだけ反応を引き出せるか」という役割に変わってきている

「必要なモノやサービスを、必要な人に、必要なときに、必要なだけ提供し、社会のさまざまなニーズにきめ細かに対応でき、・・・」

という一文にもあらわされている

DXについても、単純にデジタルを活用して業務を効率化するレベルだと、トランスフォーメーションにはなっていない

自らの事業やビジネスモデルを再定義する必要があるのではないだろうか

O2OからOMOへ、Offline To Onlineではなく、Online Merges Offline

アフターデジタルでも説かれていることだが、オンラインをベースにしたビジネスモデル、事業、産業として、パラダイムシフトをする必要がある

<スキルシフト>

またパラダイムシフトした世界では、従来のスキルは通用しないことが容易に予想される

現実問題として、X-Tech により今までのスキルを生かすことができなくなる事態が起こっています
そこで、次の時代にも生かすことのできるスキルを身につけなければいけません
若い人であれば、新しいスキルを学ぶ意欲がありますが、残念ながら年配の人にはそうした前向きな姿勢は乏しくなってきます
50代で「仕事がない」と訴える人がいますが、必ずしも仕事がないわけではありません
そうした人たちが身につけてきたスキルを生かせる仕事が少ないだけなのです

人生100年時代になり、「3ステージの人生(教育、労働、引退)」から「マルチステージの人生」(学び続け、働き続ける)になってきた今、必要なのはスキルシフトだと思う

最近の研究では、遺伝子は行動によって変化することがわかってきている

DXで、企業に個人に求められるものは自らの遺伝子を変える行動、思考ではないだろうか

さて、そのためには自分では何ができるだろうか?

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