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知的活動にハマると食の優先順位が地に落ちる

世の中的には、食への興味・執着が強く、
それゆえに痩せたいと悩む人が多いだろう。
今、筆者は逆に、食への関心が下がっており、
それに伴い、家族へ手作りの食事を提供することが
非常にダルい
という悩みを持っている。

自分が食べたいモノを作るのならば、
家族の分だけ余分に作るという発想で、
めんどくささが多少軽減すると思うが、
私が今食べたいモノといえば、
朝昼はヨーグルトやナッツでよく、
夜も小鉢くらいの量を2、3品、とかで十分なので。

どうしてこうなったかというと、
理由は二つある。


①効率的かつ健康な生活を追求すると、
「少食」なライフスタイルに行きつく

①は、ちょっと意識高い系の方であれば、
「少食」が静かなブームを
引き起こしていることはご存じだろう。

以下の書籍は、継続的に売れているようだ。

食べ物を消化するという行為は、
実はかなりのエネルギーを必要とする。

1日3食食べるとすると、それらを消化吸収するのに、
フルマラソン42.195キロを走るのと同じぐらいの
体力が必要とも言われている。

また、言うまでもないことだが、
現代にあふれている生活習慣病やその他の疾患は、
食べすぎ・飲みすぎが主要因となっていることが多く、
飽食の時代では、いかに「食べるか」ではなく、
いかに「食べないか」を意識した方がよい
だろう。

若干の効率オタクである筆者としては、
お金も時間も費やして3食食べて(時には準備・片付けもして)
それに見合うリターンが少ないと強く感じる。
おまけに、食べれば食べるほど、
老化が進むという話も耳にしたことがあるので、
リターンどころか弊害が大きい。

成長途中である子どもならまだしも、
成長しきって、老化への道を歩んでいる大人が、
お腹いっぱいたらふく食べる必要はない。

②食事と知的活動が相性悪い

人は、満腹のときよりも、空腹のときのほうが、
集中力が増すという特性を持っている。

食欲ホルモン「グレリン」という物質が、
空腹時に分泌されることで、
集中力がバチバチに高まり、
成長ホルモンの分泌も促すことで、
アンチエイジング等の効果も得られる。

上記は科学的な根拠ではあるが、
狩猟採集時代をイメージすると、
狩りに出かけている間は、
当然空腹状態だと思われる
ので、
空腹時に集中力が高まるのは、自然だ。
科学やテクノロジーが進歩したのは、
人類の歴史から考えると、ごくごく最近のことで、
私たちの体は狩猟採集時代から、ほぼ変わっていないらしい。

また、歴史上の偉人でも、少食な人物は多い。
アインシュタイン、ニュートン、エジソンなど。

「私は余分なガソリンは食わない」

エジソンの発言

現代においても、少食を公言する著名人が多い。
星野リゾートの星野佳路さん、西川貴教さん、福山雅治さん…

筆者が好きな人物でいうと、
愛沢えみりさんも、これを見る限りでは一日一食。

筆者が考えたところ、これらの人たちは、
少食にしようと思ってそうなったのではなく、
仕事や研究という知的活動に打ち込む上で、
食事の優先度が下がった結果
として、
少食になったんだと思う。

筆者は、少食のメリットを先に知ってから、
実践に至ったわけだが、
なるほど、体が軽いし、朝の目覚めもいい。
自然と行動的になるし、生産性も上がる。

逆に、お腹が満たされた状態で、
資格試験の勉強や、楽器の練習や耳コピに取り組むと、
途端に効率が下がるだけでなく、
なぜかゴロゴロしたいという欲求がわく。

このゴロゴロ欲求についても、
裏を取っていないけれど、
何らかのホルモンが出ているのでは?
消化にエネルギーを使うため、
体を休めなければ!的な。

だから、
知的活動に打ち込みたい>>食欲
ということになる。
逆に、食への執着が強い人は、
知的活動への興味・関心が薄い
とも言える。
(もしくは、強靭な消化能力を持っている)

おわりに

一日一食のメリットは身に染みて理解したものの
食べるタイミングについては、試行錯誤中。

朝は時間がないし、午前中の時間は、
マリオで例えるとスター状態だと思うので、
食事に時間と体力を奪われるのは勿体ない。

昼にガッツリ食べると、
午後の仕事に支障をきたす。

ということで、
夜に食べることを支持している人が
最も多い印象だけど、
子どもが寝た後≒最も自由な時間で、
勉強や音楽をやる筆者
には、
夜にガッツリ食べるのもキツイ。

…あれ?いつ食べればいいの?
名案がある方、ぜひ教えてください。

腹八分目で医者いらず、腹六分目で老いを忘れる、腹四分目で神に近づく。

ヨガの教訓・ことわざ

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