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先日ニュースを見ながら
「酷い事件だったなあ、36人もの罪もない人が殺されて」
「そうだなあ、優秀なアニメーターばかりなのに理不尽すぎるわ」
と息子と怒っていて思いだしたのは
「京都の事件だし今日のニュースは、あの人のアレが出るかも知れんぞ」
「あの人は読売テレビの専属みたいだし、この時間ならミヤネ屋だな」
とチャンネルを合わせると出ました
アレとは法定スケッチで
あの人とは法廷画家の竹本佐治さん

この臨場感
外したマスクもあり、見事な描写力です

法廷画家としては日本トップと言っても過言ではないでしょう
昔は法廷で写真を撮ることが許されていたが
カメラマンが大勢押しかけ脚立を置いたり、フラッシュを焚いたり
昭和23年にフラッシュの電球が割れ裁判官が怪我をする事件が起こり
写真撮影は裁判開始前の2分間だけという規則が出来
カメラの代わりとなる法廷画家が生まれたという😮
法廷画家の条件はとにかく早く描き上げることで
日頃から色んな人をスケッチして特徴を表現する腕を磨いたり
被害者に感情移入して被疑者をことさら悪く描くことは慎み
被疑者がどんな態度でどんな表情をしていたかを正確に描くことを心がけるという
竹本さんは鳥取市佐治町出身で
元々イラストレーターだったが
30年前に法廷画家の依頼があり転身
今は法廷画家であることを天職としているとのこと
私がなぜこんなことを知っているのかというと
イラストレーターをしている弟が竹本さんと美術学校で同期だったから
日本一の法廷画家として竹本佐治さんをもっと知って頂きたく…。

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