木爾チレン著「みんな蛍を殺したかった」
今朝から地震が相次いでいます。お住まいの地域はご無事でしょうか?
こちらも少し揺れました。今後もいつ何時起こるかわかりません。気を引き締めたいと改めて感じています。
さて私はブクログというwebのブックサービスを利用していて、先日の通信で、未来屋書店の書店員さんによる未来屋書店小説大賞の候補作が発表されていました。
10作品のうち5作品は既に読み終えていますが、未読作品で図書館で貸し出し可能だったこの作品から読みました。
著者は「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞受賞者だそうで、著者初のミステリーということもあり、amazonでの評価は高いです。
本作はオタクという設定の登場人物4人 七瀬蛍、五十嵐雪、大川桜、猫井栞 の心情を丁寧に描くことによって、心の中に巣くう澱みを描いたとされてます。確かに容姿に気にし仲間はずれを恐れる敏感な年頃の高校時代はいつ問題が起こってもおかしくないでしょう。
女の世界はどの年齢も集団になると難しいし、中高生の年齢なら尚更です。その点を未来屋書店員さんたちも共感されたのだと感じます。
ただ登場人物4人の家庭の設定があまりにも酷で、今の時代何でもありかもしれないけれど、もっと未来を託す若者へのメッセージ性のある作品に受賞してほしいと感じました。
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