映画「ロスト・ドーター」
本日映画備忘録です。
ひとり海辺のバカンスに訪れたレイダ (オリヴィア・コールマン) は、ビーチで若い母娘から目が離せなくなります。彼女たちの目につく関係 (そして騒々しくて横柄な大家族) に動揺したレイダは、自分が未熟な母親として恐怖と混乱でピリピリしていたころの記憶に押しつぶされそうになります。そして、衝動的に起こした行為が引き金となり、レイダは心の中の奇妙で不気味な世界へ迷い込んでしまいます。若いころに母親として尋常ではない選択をしたこと、そしてその選択がもたらした結果に対峙することを余儀なくされます。マギー・ギレンホールが初監督として、エレナ・フェッランテの小説の映像化にチャレンジした「ロスト・ドーター」。出演は、ダコタ・ジョンソン、ジェシー・バックリー、エド・ハリス、ピーター・サースガード、ポール・メスカル、ダグマーラ・ドミンチックほか。
(画像・あらすじはフィルマークス映画情報より)
第94回アカデミー賞ではコールマンの主演女優賞、バックリーの助演女優賞と、脚色賞の計3部門にノミネートされています。
コールマンの演技も良かったけれど、やはり主人公レイダの若き母親としての苦悩、選択、もたらされた結果、全てに母親となった女性が誰しも一度は経験するであろう事柄を、若き日の追憶と、現在のバカンスで目にすることで不思議な感覚と混乱をマギー・ギレンホール監督がとても上手く描いたと感じました。
さらに、人形も小道具ですが、象徴的なものとして、幼い時と母親になっての感情を表現するのに一役買っていたと思います。
原題:E STATA LA MANO DI DIO/The Lost Daughter
制作:2021年 ギリシャ アメリカ
上映時間:122分
Netflixで2021年12月31日から配信
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