『「手伝う側」がやるべきことは「育児のメイン担当を交代すること」』
先日、「日記 | 子育ては登山、その心は」という記事でも紹介した『育児ハック』という本に、またまたとんでもなくドンピシャな比喩表現と「よくぞ私のモヤモヤをこんなにわかりやすく表現してくれた・・・!!」と泣き叫びたくなる一節がありましたので紹介させてください。
もーーーー!そうなの!ほんとにその通り!!!
育休中、育児の主担当を務めている私にとって一番助かるヘルプは、一旦育児のことぜーんぶ忘れて、全部まるっと夫に任せて、数時間一人で自分のペースで過ごすことなの!
これがないと、休日になっても休んだ気がしなくて辛いのです。
この感覚、何かに似てるなーと思ってたら、社会人になりたての頃かなりブラックに働いていた頃の感覚に近いことに気づきました。社会人3年目くらいまで、毎日16時間とか働いていて、休日も出勤しなければならないことも多々あったのですが(今では考えられない)、その時の「はあ〜今週末も休日出勤かあ〜」という感覚にめちゃくちゃ近くて。土日連チャンで出勤してそのまま普通に翌週のウィークデイを迎えたことがある方にはわかると思うんですね、このどうしようもない逃げ場のないエンドレスな絶望感。
パートナーが数時間、まるっと育児の主担当を変わってくれるだけで、この絶望的な絶望感を感じずに済むんですよね。
私がいつも妄想している理想的なシナリオは、「いつも育児疲れているだろうから、今日は半日くらい一人でゆっくり過ごしな!」と夫が言い残して子どもと颯爽と出かけていく・・・というものですが、夫だって待ちに待った休日はゆっくり過ごしたいはずなので、現実となる可能性は(我が家の場合)かなり低いでしょう。
なので、私は必要な休日の自分時間をあらかじめGoogle Calendarに登録するようにしています。友達と合うなり一人で過ごす時間をブロックして、その時間は夫に子どもを面倒見てもらうようにしています。夫も自分の予定があれば同じようにします。
という感じで、助けてほしいときは助けてほしいと明確に言うこと、自分がパンクしないようにあらかじめ自分の休息時間を自ら計画的に確保しておくことが、「手伝ってもらう」コツなのかな、と最近思い至りました。
最近、あまり週末の自分の予定を入れられておらず、自分の中で「夫ばかり休日遊びに行ったりしてずるい」と不満が勝手に溜まっていたのですが、こころの中でふつふつと不満を溜め込むよりは、自分の予定をちゃんと計画的に入れて自分で自分の機嫌を管理したほうがいいよなあ、と思い直しました。
ではまた!