カンチャナブリー(クウェー川鉄橋) へ行きました🚃
カンチャナブリー(Kanchanaburi)は、タイの西部に位置する歴史と自然が豊かな県です。
首都バンコクから約130kmほどの距離にあり、観光地としても人気があります。
カンチャナブリーの中でも、第二次世界大戦中に造られたクウェー川鉄橋についてお伝えしようと思います。
クウェー川鉄橋(The Bridge on the River Kwai)は、第二次世界大戦中、日本軍が建設したタイ・ビルマ鉄道(通称「死の鉄道(Death Railway)」)の一部です。連合国の捕虜やアジアからの労働者が過酷な労働条件の下で建設に従事し、多くの人命が失われたことから、この名がつけられました。
この鉄橋は映画『戦場にかける橋』で世界的に有名になりました。
普通なら5年はかかると言われていた工事が1年3ヶ月ほどで開通に成功させたと言われています。しかしその分、労働環境も過酷であったことが想像できます。
1945年には連合軍の空爆で一部が破壊されましたが、戦後に修復され、現在も使用されています。
現在ではこのように、多くの観光客が訪れる観光地となっています。
線路の上を歩くことができることで有名です。
カンチャナブリー県は都会の喧騒から離れた場所にあるため、川はバンコクにあるチャオプラヤー川と比べて水質もよく、地元の人達がこの川で泳いで遊んだりしていました。
線路には、当時のものと思われる木材が使用されていました。
実際に歩いてみましたが、不安定で、歩くのがとても怖かったです。
電車が今でもこの上を走っているのは信じられませんでした。
山肌がゴツゴツ見えるのがなんとも原始的と言うか、日本ではなかなか見られない光景に驚きました。
耐久性の問題で、この線路の上を走った際はとてもスピードが遅く、ゆっくりと景色を味わうことができました。
それにしてもあの線路の上を走っているなんて信じられなかったです…
クウェー川鉄橋は、戦争の悲劇を忘れないための記念碑でありつつ、自然豊かな川沿いの風景とともに、多くの人々に愛される場所となっています。
私がこの線路の上を通る電車に乗ることができた背景には、悲惨な戦争があったこと、そして多くの犠牲者がいたことを知りました。そのことを胸に刻んで生きていきたいと思いました。
読んでくださりありがとうございました𓅓