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『龍と苺(1)』を読みました📚️
これは中学2年生の藍田苺が将棋と出会い、
将棋の才能をみるみる伸ばしていくストーリーです。
命懸けで闘うものが見つからず
退屈した日々を送る、藍田苺、14歳。
将棋好きの元校長に、才能を見いだされた苺は
初心者のまま、将棋の市大会に参加することに!!!
そこは女だから、子供だから、と言われるような
「見えない壁」がある場所だったが…
そんなことは関係ない。
苺は真っすぐ、自由に、猛烈に、暴れまわる!!!
連載開始直後から、大大反響!
一手一手、強くなる。
“闘う”将棋マンガ、開幕!!
控えめに言って…最高でした✨
なんといっても惹かれるポイントは、
苺の将棋の才能と、強靭的な精神力。
とくに精神力は生半可なものではありません。
苺は全てにおいて「命を懸ける」 のです。
命懸けで何かをしたい苺が出会ったのは、
将棋でした。
スクールカウンセラーの宮村と出会い、
ルールを覚えたばかりの将棋で
命を懸けた勝負をすることになります。
初めての勝負で粘り強さを見せるも、
二歩で反則負けをしてしまいます。
苺は負けたその瞬間、窓から飛び降りようとしたのです。
幸い、宮村によってなんとか命は助かったりました。宮村は本気で命を懸け、一手ごとに強くなる苺の才能に惹かれ、将棋大会に連れて行くことにしました。
そこでも遺憾なく才能を発揮し、名だたる人たちを倒し、ついには優勝してしまうのです。
そこで終わりではなく、将棋大会を観に来ていたプロ棋士の伊鶴八段と対局することになります。
あまりの展開の速さに、心が落ち着かない部分が多いのですが、とにかく面白い。
そして、体の中の何かが疼いて熱くなれます。
苺はどんな相手でも、何があっても、
強い心で挑戦します。
だからこそ、土壇場に強く、どこまでもどこまでも強くなれます。
苺が言ったセリフで、印象的だったことがあります。
言っとくけど、将棋の世界なんてどうでもいい。
私の興味は一つだけ。
売られたケンカは買う。
本気で打ち込めるものが見つかった苺の今後の展開に目が離せません。
すっかり虜になってしまったので、
2巻もしっかり楽しみたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました𓅓