自分の当たり前は誰かの非常識(61点)
また、イミグレーションに行った時の話です。
手続きの前に、外国人スタッフの方と、
カフェで話していた時のこと…
事務の方が事前に用意してくださった書類のほかに、
自分でいくつかの書類を用意しなければなりませんでした。
同僚と私は、言われた通りに準備しましたが、
他のスタッフは、なぜか準備していませんでした。
私はタイに来たばかりで、
ビザの更新も2回目だったのですが、
他のスタッフはベテランで、何度も更新に来ていました。
外国人スタッフが言うことには、
「今まで必要なかったから、今回も必要ないよ!」
とのことでした。
そんなこと言われたって、心配ですよね。
その書類がなくて更新できなかったら、
それこそ、面倒なことになるからです。
しかし、外国人スタッフはやけに自信満々で、
準備してきた私たちに向かって、
「全員提出を求められると面倒なので、
職員に言われるまで、提出しないでね。」
と言ってきたのです。
そして、手続きの際には、
その書類を求められることはありませんでした。
そのことを伝えると、
「だから言ったでしょ!」と、
余裕な表情で言われてしまったのです。
この瞬間に、
「自分は日本人だな~!」と思いました。
よくよくそのスタッフに話を聞くと、
他の手続きの際に、罰金を払ったこともあると、
面白おかしく話していました。
私は、違反で罰金を払うことを何より恐れていたので、
どうしてそんなに愉快でいられるか、分かりません。
今まで生きてきて、当たり前だと思っていたことが、
覆った瞬間でした。
どちらが正しいという訳ではないですが、
自分の当たり前は誰かの非常識だということを
思い知らされました。
海外で生活すると、このようなことを経験できるので、
本当に面白いです。
みなさんも、自分の常識を、疑ってみてはどうでしょうか。
最後までお読みくださり、感謝いたします😢
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