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日常で使えるマーケティング 1(序編
私と同い年のジャスティン・トルドーはカナダの首相として国を動かしている。これまた同い年のイーロン・マスクはロケットを飛ばして将来的には人類を火星に移住可能にしようとしている。
カナディアンロッキーの小さな町で営んでいる私のビジネスなんて彼らの成果に比べればナノ単位だろう。
それでも普通の勤め人は学ぶ機会の少ない知識は多少あるのでその知識の一部を紹介したいと思う。それは、「マネジメント」と「マーケティング」。
友達から、ビジネスを始めたいからアドバイスをほしいと相談されることが多々ある。
その時に「一番最初にやることはマーケティングだと思う。」というと、大抵の人は耳を貸さなくなるか、マーケティングを知ったふりをする人が90%。
耳を貸さなくなる人は「うちは特殊だからそういうのは・・」と話を聞かない。知ったかぶりの人は相談しに来た割にはマーケティングを知っているふりをするのでまあ当然私のアドバイスは聞かない。
それ以前に、相談に来る人のほとんどが自分の事業計画を褒めてほしいだけで実はアドバイスなんか別に期待していない人ですが・・・
私のまわりだけかもしれないけど、おそらく会社を起こしたり、新事業企画とか営業指導とかしていない限り「マーケティング」とは無縁な人が多いのではないだろうか。
確かにマーケティングの世界は横文字が多くとっつきにくい。なぜならマーケティングはアメリカで開発されたからだ。
近年新しい言葉が増えている。新しい言葉は日本だけで発生するわけではなく世界中で発生する。一般的に世界共通語は英語になっているので新しいい言葉は当然英語に多い。英語の新語は発音こそ違うが日本でそのまま使われる事が多い。例えば「ダウンロード」これを日本語に訳すことが出来るだろうか?
マーケティングはアメリカで発生した学問なので当然日本でもそのまま英語で使用される言葉がほとんどだ。これもマーケティングから日本の中小企業のおっさんたちを遠ざける理由の一つであろう。
マーケターや最近のIT系の人の会話はなんだか中二病を患ってるんじゃないかというような会話がよく交わされる。
「新しいプロジェクトのKPIの設定がまずかったのでアジャンダを検討し直してミーティングをリスケします。」
とか、なんとなくカッコつけてるように感じますかこれを日本語で言うと長くなる。「新しい事業計画においてどの数字に重点をおいて計画を進めるべきかに問題があったようなので会議で検討すべき議題などを検討しなおしてからその会議の日程を再設定します。」となる。
更に深い話になると「ランディングページのコンバージョン率が伸びないのはアフィリエイターからのトラフィックよりオーガニック検索が・・・」のような専門用語が満載になる。またそれぞれの用語はビミョーに日本語化が難しく英語の用語をそのまま使用せざる得ない。
以上のようにマーケティング用語はどんどんとっつきにくくなっているのが事実だ。
それでもマーケティングの最終目的は、誰もがほしいと思っているところに、それに見合うようなサービスを提供することである。
マーケティングというと広告のことだと思っている人が多い。しかし、実は広告が必要ないぐらい大衆のニーズを察するための作業だ。つまり、マーケティングの技術は自分の得意なことを見極めてどんな場所なら自分活かせるかなどにも通じる。
マーケティングを通じて自己分析してみると意外な自分を見つけたりすることがある。明日は具体的にどんな方法があるのかをお知らせします。