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雑詩集

64
詩的で私的なタイムライン。
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2020年2月の記事一覧

Now Drippin'

Now Drippin'

手をつないでいると、いつも何かを伝えることができる。ぎゅっと握ればいいのだ。それに込められたメッセージは何か。手をつないだ二人にならば、わかるのかもしれない。

魂と聞くと、熱いものを想起する。温度があるイメージだ。滾っている、その温度を隠せずに滲み出て伝わってしまう。そんな、抽出された表情。

やわらかいものは、触れるものの影響を受けやすい。かたいものがやわらかいものにぎゅっと押し付けら

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まわり終えた日常のかたわらで

まわり終えた日常のかたわらで

よく、手が滑って茶わんの類いを割る。

 ばんばん、壊れている、人々のなかにあって。

壊そうなんて意思はないのに

 毎日、だいたい決まったところに出て行って、仕事をする。

そのつもりはないのに、自分のからだの一部がぶつかったり、はたき落としてしまうなんてこともある。

 仕事が終わったら、毎日決まった建物に帰ってくる。

割れてしまう。割ってしまう。

 おおむね

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