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ドキドキはらはら 山小屋予約

夏のハイシーズンの山小屋予約!!

手に汗握る。
予約スタート開始10分前。

耳にiPodsさして左手にスマホ、右手はウェブサイトのクリック準備だ!

大部屋か個室かどちらを取るか。一番取りたいのは個室だ。

あー、どうだろう。他の人は個室から攻めるだろうか。
電話は山小屋専用回線一本だから、誰かが繋がったらしばらく繋がらないな。
まずは大部屋から攻めて、次に個室にしようか。

頭の中がグルグルと思考で回る
決意をするまでに数秒。

よし、電話が繋がったら個室、ネットは大部屋で行こう!

ジリジリしながら待つスタートの瞬間だ!!

山小屋の予約に焦る

今年のお盆休みは11日から始まる。
カレンダーを見ると、11日は「山の日」でその後12、13、14日はなんと金土日というゴールデン日程。

や、やばいのでは??

これはもしかして山小屋の予約が取れないのでは?と頭をよぎる。
それでなくてもコロナの影響で山小屋はどこも通常の人数よりかなり少なめに宿泊させるようになっている。

HP情報を見ればどこも「予約した人だけ」「予約必須」となっている。

山小屋情報やコース日程を考えて最終的に決めた2泊3日コースの奥穂高登山。

日程としては

1日目 自宅〜上高地〜横尾山荘 朝4時に家を出て山荘到着が午後1時か2時

2日目 横尾山荘〜穂高岳山荘 朝5時半ころ出てお昼頃到着

3日目 穂高岳山荘〜奥穂高山頂〜上高地 8時間以上の行程

かなりハードな日程だけど、これがやれる限界かなと。

北アルプス3,000㍍級の登山は午前中が勝負だ。午後は急に天気が変わる。

とにかくこの予定はまず「横尾山荘」の予約が取れないと始まらない。
予約は1か月前の朝7時スタート。電話のみだ。

でもって、「横尾山荘」が取れなかったらこの登山計画事態破棄。

夏休みの登山を確保するために

そうだ!他の山も滑り止めに受験しておこう!

横尾山荘は穂高に登る人と槍ヶ岳に登る人が主に利用する山小屋だ。
槍ヶ岳の人もいるというのはハードルが高くなる!

そこで北アルプスの山々が一望だという蝶ヶ岳を候補にしてみた。
その蝶ヶ岳ヒュッテが同じ日の夜中からネット予約開始だということで、まずは予約を確保しておきたい一心でチャレンジすることに。

夜中に起きて眠い目をこすりながら、青森にいる娘とともにチャレンジ。

え??瞬殺!

ふたりとも手も足もでない状態であっという間に予約は満員になってしまった!

恐るべし!蝶ヶ岳ヒュッテ。なにこれ?うそでしょ。
余計に焦りは募る。

槍穂高方面はよりハードだから

蝶ヶ岳はアクセスもしやすいし、むしろ多くの人が登れる山だから人気が高かったに違いない、と自分を納得させる。

夜中の敗北を背に、朝起きて横尾山荘7時のスタートを待つ。

今回はネットではなく山荘に設置の電話一台対応のようだ。
夫、娘、私の3人がかかりで電話をかけまくる。
私は固定電話を左手に、右手にスマホだw

その昔、チケットぴあなんかで演劇とかコンサートとかのチケット取るのに電話をかけまくったことを思い出す。
スタート時にカウントダウンして瞬間を狙って電話をかける。

夫は途中で諦めた。

20分経過。まだ繋がらない。

30分になろうと言う時、繋がった!確保!

その後すぐに満員に!おお!これで1日めのスタートには立てた。

2日目宿泊の予約にひとりで挑む

そして山頂アタックのための穂高岳山荘はネットと電話の予約となる。

時間が朝9時からだから、娘も夫も参戦できない。
私ひとりでチャレンジだ。

冒頭部分の様子、あれが穂高岳山荘予約時のもの。

電話は結局繋がらず、ネットで大部屋予約確保したのち、もしかして?と個室予約をしてみたら空いていた!そして大部屋キャンセルして予約確保!!

やった〜〜。一生の思い出になる登山ができる〜〜!!

あーーー疲れました。

全然山に登ってないのに、もうなんだかすでに消耗している。

でもこれでようやく登山用ヘルメット買えるなあ〜(←そこか!)

天気が大きく崩れませんように。
山岳保険更新して、登山届の用意しよーーーっと。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。


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