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あなたの舌は大丈夫?舌圧痕について
こんにちは!
トレーニー専門整体師の牛窪逸人です!
今回は「舌圧痕」についてご紹介してきます。
皆さんは、舌圧痕はご存知でしょうか?
「舌が歯列に押しつけられて、歯型がついている状態のこと」を指します。
これが舌にハッキリとついていると、自分の体について いつもこう思います。
「あぁ、結構寝ている間にくいしばっていたんだな~」とか、
「ちょっと、疲れているのかな…」などなど。
この『舌圧痕』と呼ばれる症状の原因は、以下のものです。
・歯ぎしりや食いしばり
上下の歯列が接触している時間が長いために、舌に歯型がつきます
・体調変化による むくみ
疲労・飲酒・消化器機能低下・内分泌疾患などより舌がむくみ、歯列に圧迫されます
・その他 (舌の位置の低下(舌筋力の衰え)、舌が大きい、歯並びなど)
特に、食いしばり・歯ぎしりが強いTCH (tooth contact habit 歯列接触癖)がある方には、他にも頬の裏側にも歯型がつく特徴があり、その患者様の診断・治療方針作製の指針になります(噛みしめによる弊害がないか、補綴物は何が適切か、顎関節症のリスク、など)。
舌圧痕があるのは、さほど珍しい事では無く、それに対して積極的な治療は通常必要はありません。しかし、舌が常に刺激されているために舌疾患を生じたり、TCHが強いために弊害がある場合は、歯医者へと相談が必要になります。
また、歯ぎしり(ブラキシズム)も同様に問題になることが多いです。
歯ぎしりとは、睡眠時及び覚醒時に咀嚼筋の異常緊張により非機能的に上下の歯を接触させる異常機能習癖の総称です。睡眠時の歯ぎしりによる咬合力は約22.5kgfから81.2kgfに及ぶとの報告があり、口腔内の硬組織,軟組織,顎関節及び咀嚼筋等に様々な影響が及ぶことが考えられます。
歯をこすり合わせるグラインディング(grinding)
食いしばるクレンチング(clenching)
連続的にカチカチと咬み合わせるタッピング(tapping)
食べ物がないのに無意識で下顎運動を行うナッシング(gnashing)
歯ぎしりにはこの4種類があることを覚えておきましょう!
食いしばりや歯ぎしりについて知ることで、不定愁訴の原因を知ることに繋がります。
様々な知識を勉強することは、患者さんの身体を少しでも良くすることに直結します。
一緒に学んでいきましょう!
今後の進路やパーソナルトレーナーとして武器がほしい方は、下記のnoteを読み、相談会も行ってますので、ぜひご相談ください!!
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