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休職民のとある一日

休職中の教員です。
日中ひとりで家にいると、色々考えてしまい、しんどくなってしまいます。
家にいたくないので、体調のよい時には、家から出るようにしています。

最近気候もよくなってきたこともあり、
敷地内に野球場や陸上競技場もある大きな公園に何度か出かけました。

ゲートボールをしているご老人たち
テニスをしている人
ランニングをしている人
読書をしている男性

様々な人が目に入ります。
ベンチに腰掛け、そのような人たちをぼーと眺めていると、気持ちが和らぎます。

じっと座っているのに飽きてくると、今度は公園内をゆっくり歩きます。
木の陰を歩くと気持ちいいです。

しばらく歩くと、鼻歌を口づさんでいることに気づきました。
いい調子!

自販機が見えたので、缶コーヒーを買いました。
大好きなコーヒーがとても苦く感じました。
うつの時には、なぜかコーヒーを受け付けなくなります。
本当に謎です。

鼻歌が出るくらい調子がよかったので、
味覚が戻ったかも!?と期待しましたが、
そんなことはなかったです。

しばらく歩いていると、仕事のことが頭に浮かびました。
「あー」と苦しい声が出ました。
まだ仕事のことを考えるのには、早かったようです。

1時間あまり公園に滞在しました。
屋外にいたことで、だいぶ気持ちも軽くなったように思います。

帰りに、図書館にも寄ってみることにしました。
もともと本が好きなので。

図書館で、本を何冊も手にとりましたが、
「読みたい!」と思える本には出会えませんでした。
調子の良い時には、読みたい本があり過ぎて困るくらいなのですが。

別日には、本屋に行きましたが、なかなか本を読みたいとは思えませんでした。
本への興味、向学心もなかなか回復しません。

働き盛りと言われる40代らしからぬ、
休職民のとある一日の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。






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